毎朝、起きるとカエデが「楽しいムーミン一家」のDVDを観ている。
毎朝、必ず観ている。

保育園から帰って来ても、必ず観るらしい。
毎週一枚ずつ、DVDを借りて来てそれを何度も何度も観る。
こんなに観せて大丈夫?と時々思うけど、ムーミンならば、大丈夫だろう。
スナフキンみたいなキザ野郎に掴まらないことだけを祈る。

日曜日、「パパも一緒に観よう!」と誘われるのだが、
「あのね、この後ね、フローレンがね、怒ってね、家を出ちゃうの。それでね、、、。」
とご丁寧にもストーリーを先回りして説明してくれる。
そりゃあんたは全部観てるから知ってるだろうよ!
完全にネタバレ。

でもカエデは毎回必死で観て、パプニングが起こると目を覆い、楽しい時には自分のことのように楽しそうに微笑む。

そして、今朝はこんな決め台詞。

「パパ、ようやくパパらしくなったんじゃない!」

恐れ入ります。

使用前↓

使用後↓

インチキだ!別人だ!金返せ!
と言われております。

7、8年ぶりに短髪にした。

2ヶ月前。
「カエデがね、父の日のパパの絵を描く時に『ロン毛もお髭』も描きたくないんだって」
「パパは男なのに何で髪が長いの?って言ってたよ」

「そろそろ切るときかな」と思った。

切ってみたら、ちょっと若返った。
とってもすっきりした。

なーんだ。
こんなに簡単なことだったんだ。

数時間前、お客さんに言われた。
「ブログとか、ツイッターとか、なぜそんなに魂込めてやるんですか?ただなんとなく書いているようには思えないんですけど、、、」

不安だからだ。

最近は減ったが、銀行の残高が足りなくて、土下座して廻る夢をよく見た。
現実になる前に、打てる手は全て打っておきたい。
明日、お客さんが来てくれるという保証はどこにもない。
来月も元気に営業できるという保証もどこにもない。

とにもかくにも、一週間終わった。
今週も、なんとか生き延びることが出来たようだ。

ビールが美味い。

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今日の夜のテラス。
ゴッホに描いてもらいたいな。


楽しむことを知っているお客さん達に乾杯!

ここ3週間ほど、体調を崩している。

熱はないので、仕事が出来ないという程ではないから、結局休まず店を開けるのだが、朝市場に行くのを初めて「辛い」と感じた。
それでも、店には冷凍庫はなく、冷蔵庫のキャパは猫の額よりも狭い。元気なときはなんでもなくこなせていた仕事なのに、、、。無理して、意地は張って貫き通しているコンセプトをさすがに今回ばかりは恨んだ。

昔から、自分を追い込む癖がある。
高校2年の3月、気づいたら僕の偏差値はどん底(全てはロックミュージックのせい)。担任からは「頑張れば地元の国立大には入れるかもしれないぞ」と言われる始末。それでも、どうしても、なにがなんでも茨城を出たくて(花の都大東京に行きたくて)、一年間一日も休まず勉強(我ながら、本当に良く勉強したと思う)。結果、合格。

根が面倒くさがりで、時間もお金もあればあるだけ使ってしまう方だから、借金で全然余裕がなくて、必死でやってようやくトントンの今のこのやり方が僕には向いている。

オーナーシェフの華やかな暮らしなんて嘘っぱちだ。
夢を叶えたら、夢のような暮らしが待っているなんて噓っぱちだ。
待っているのはプライドのために、地べた這いつくばってようやく生きていけるギリギリの生活。
そして、たくさんのお客さんに囲まれて、これ以上ない幸せを噛み締められる生活。

西日本は大時化らしい。
明日も魚は少なそうだ。

自分で店を始めてから、「社会との関わり」について以前とは比較にならないくらい考えるようになった。
「地域との関わり」と置き換えてもいいだろう。

大都市とは違って、田舎はお客さんとの距離が近い。
特にウチはバールもあるので、一日に何回も来る、ほぼ毎日来る人も少なくはないからなおのこと。

それと、地域の経済状況についてもかなり敏感になった。
ほっといてもお客さんが来てくれる東京とはまったく違い、とにかくこちらから仕掛けないと本当に店が潰れてしまう程、「水戸」の経済はあまりいい状況じゃない。

シネマの話が広まるにつれ、いろいろな人からいろいろなお話を戴くようになった。
僕の錯覚じゃなければ、ちょっと普通じゃない期待が小さなトラットリアに寄せられているように感じられる。

もの凄く有り難いが、正直少し混乱している。

自分を見失わないようにしつつ、攻撃の手を緩めないのは、なかなか難しい。
それでもやるしかないのは分かっているのだが、大切な時に間違わず判断出来るだろうか?

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一年近く前、書いた文章。
未だに輝きは薄れていないらしい。

『自分の本職をもって、自由を奪うものに対して抵抗していこう。自分を信じ、自分の責任で、自分の力で社会と闘っていこう』

このまま全てが叶うようなそんな気がしてた。
明日も頑張ろう 愛する人に捧げよう

「音楽を愛して60年。人の一生、人生を考えさせられました。
 残された人生を力強く生きなければと思いました。」

アンケートにお答えいただいた60代の方の感想です。

第一回目の映画の選択は、どうやら間違っていなかったようです。

ご参加いただいた200人近くの方は、それぞれ仕事も趣味も年齢も性別も、、、生活におけるバックグラウンドが違うにも関わらず、ひとつの映画を共有できる。映画には、そんな力があるんだとあらためて思いました。

僕も、久しぶりにギターを弾きたくなりました。

今回の会場となった水戸プラザホテルさん、アンフィシアター。

2台の映写機、2人の映写技師での上映。

映画というのは、「動く写真」なんだという事実に気づく。


受付前のラウンジ。奥のスペースで写真展開催。


僕は、早い方の上映を一番後ろでアテンドしながら見ていたのだけれど、最初の子供が歌うシーンで早くも涙が止まらなくなって、最後のシーンではぐしゃぐしゃに泣いてしまった。

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ご来場くださいましたお客様、本当にありがとうございました。
アンケートもかなりの回収率で、みなさんの熱い気持ちが伝わってきました。
厳しいご意見も真摯に受け入れ、今後の活動に生かしていきたいと思います。

今日はこの辺で。

最近、過去に水戸で映画館の仕事に携わっていた方から連絡を戴くことが多い。

「応援しています。協力出来ることがあったら、何でも言って下さい」

うずさんブログより。
もともと水戸は映画館がけっこうあった街だし、「学生時代にけっこう見ました」層は潜在してるんだろうな。……思い出す限りを挙げると、駅から近い順にテアトル西友(2面)、新水戸会館、東映(2面)、東宝、リードシネマ(最多5面)、オデオン座、パンテオンてとこ?
営業時期が被ってない館もあるけど、映画マニアには程遠い私でも全部それなりにお世話になった程度には、「娯楽=映画」という認識が浸透していた気がするなぁ。というか、デートの超定番だったよね(笑)。

これだけたくさんの映画館があったということは、そこで働いていた方もたくさんいたということだ。
その方達は、今何をしているのだろう?

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チケットが売り切れたことをどう捉えていいのかまだ分からない。
とにかく、ありとあらゆる手段を使って宣伝したから、ここが上限なのか、まだまだこんなもんじゃないのか?

明日、お客さんの顔を見たら、何か分かるかもしれない。

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それでは、明日会場で。

「やっぱり上映前に何かやった方がいいと思う?トークセッションとか、ジプシーバンドの演奏とか、フラメンコとか、、、」

一ヶ月くらい前だと思う。
アキはかなり悩んだ末に、こう言いだした。

「監督に手紙を書いてみる」

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同じ時期、家に帰るとまだ起きていたアキに何枚かの写真を見せられた。
「この写真家、ジプシーキャラバンに触発されて2歳の子供連れてルーマニアまで写真撮りに行っちゃったんだって!凄くない?!」

モノクロの写真は大戦後の東京のような雰囲気だった。
僕も、一発で気に入った。

翌日、アキその写真家YUUMIさんにメールを出した。

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たかが余興だ。
でも、どうせやるなら可能な限り本質に近づきたい。映画の魅力をより一層深めてくれるようなことをやりたい。予算はない。

監督からメールの返信が来たとき、ちょっと確信めいたものがよぎった。
昨日、YUUMIさんから展示用の写真が届いたとき、素晴らしさに震えた。

当日、お時間に余裕がある方は、少し早めにいらして下さい。
僕の話が大袈裟じゃないということが分かってもらえると思います。

それと、ホテル内、四川飯店の坦々麺は絶品らしいので。そちらもお忘れなく(笑)

5日ほど前、twitterでのやりとり

@Bebop_Kato
「黄門祭りにBarを出そうと思う。
 カクテル10種類〜で。
 バーテンダー二人くらいで。
 バーテンダーにしか出来ない店を。
 イヤどちらかと言えばミクソロジスト二人か!
 祭のドリンクでは見たことないものを。
 
 後は場所だな・・・・」
@blackbirdchef
「イイですね!」
@Bebop_Kato
「楽しいことがしたいんですよ。自分が住む町が、もっともっと楽しくなればと。難しいかもしれないですが、自分達が楽しんで楽しいことをしたら、周りも楽しくなるかなぁ。って思いまして」
@blackbirdchef
「ブラックバード前のテラス、候補地に立候補します!」
@Bebop_Kato
「ありがとうございます!鳥肌立つ程、楽しいことしましょ。」

カトウさんはいつも夕方出勤前に立ち飲みに来てくれる。いつの間にかよっちゃん@yocyanmatanaとも仲良くなって、先月のLovely BBQにも参加してくれたり(Moet&Chandonを3本も差し入れしてくれた!美味かったなぁ、、、)、ウチのタグチは先日Bebopさん主催のカクテル勉強会にも参加したり、ここのところ頼れるアニキとしてメチャメチャお世話になっている。

最初の呟きを見たとき、直感的にこう思った。
「ブラックバードもヒトハダ脱ごうじゃないですか!(モエも戴いたし、、、)」

やれ上市(かみいち)だ、下市(しもいち)だ、銀杏坂だ、南町だ、泉町だ、大工町だとかそういうくくりじゃなくて、せっかくblogやtwitterなんかの便利な道具があるのだから、価値観が共有出来る人同士が繋がっていけばいい。Lovely BBQは飾りじゃないんだよ。

僕も、自分が住んでいる街を楽しくしていきたい。

お客さんに喜んでもらって、なおかつ自分達も爆笑しながら暮らしていけるのなら、どんな努力だってする。ごちゃごちゃ言ってる連中は放っといて、僕ら若い世代がもう一度取り戻せばいい。おっさん達には出来ないやり方で、ひょうひょうと席巻してしいく(尊敬する菱川勢一さんのブログ。必読!)。