昨夜ブログを書き終え(ネットカフェに4時間缶詰!)家に帰ると父親お手製のカレーと野菜炒めがある。ちょっと前にDのメールニュースにも書いたが父は結構料理をしているみたいで、その腕もなかなかだ。少なくても食えないものは出てこない。あの包丁も飾ったりせず使ってくれているみたい。

食べながらさっき見てきた物件の話をする。母親と妹も来ていつの間にか家族会議になる。両親は僕が店を出すことに積極的には賛成しておらず(まぁそりゃそうだ。僕でも反対すると思う)、これまできちんと自分がどういう店をやりたいのか、どうやって暮らしていきたいのかを話したことがなかった。いい機会だと思い、これまでの経緯、今の現状、これからの展望をできるだけわかりやすく話す。お金についての話も出たので精一杯話をし、理解を求める(お金に関してはブログでは書けるときがきたらまとめて書きます。みんなも知りたいところだと思うので)。紹介してもらった物件を見せると全員その4がいいと言う。「そこでそういう店ならもしかしたら成立するかもしれないね」という同意を得ることができ少し安心する。おいしいコーヒーを入れることができる仲間がいる話をするとすごく乗ってくる(うちの両親は毎朝ミルでゴリゴリ豆を挽いて煎れるくらいのコーヒー党!)。「テイクアウトをやれ!」だの「豆はどこで仕入れるのか?」だのいろいろうるさい。あと果実酒を漬けたいというと(これまた果実酒も好きで毎年梅酒を漬けている)「オープンに間に合うように今のうちから漬けておけ。なんならお母さんに漬けてもらってここ(実家)で寝かせておけばいい」とかなり具体的なアドバイスをくれる。本当にそうしようかな。さらにびっくりしたのは母親が俺の店が始まったらいろいろ大変だろうということで勤めている会社に退職願いを出していたというのだ。「なんだかんだ人手は必要でしょう」と。頭が上がらない。

もっと必死でやらなければ。
みんなの幸福につながるような店を作らなければ。

夜にかけてたくさんのメールが来る。ブログの感想が大半で、みんな結構楽しみに読んでくれているみたい。

さて、物件探し4日目。どんよりした曇り空。

10時ごろA不動産から電話があり、「その2」の物件の内見ができるというので、12時に約束をする(ちなみに昨日の便秘の人はB不動産です)。気持ちはほぼ「その4」で決まっていたが、もっと確信を得るためにできるだけ多くの情報を集めておきたかったし、やっぱり実際見てみないことにはわからないことも多いのだ。大家さんに挨拶をし、中に入るとまったく整備されておらずほぼ廃墟状態。大家さんのバイクが2台止まっており、物置として使われていたよう。しかも奥の納戸は雨漏りまでしている。広さ的にはちょうどいいが、ここではじめるのはちょっと厳しいと思う。

その後約束はなかったが、立て続けに3件内見させてもらう。うち1件がメインの通りから一本中に入った17坪の居酒屋跡で広さ・条件ともにまずまず。でも候補に入れるには何かが足りない。自分がそこで店をやる姿がイメージできない。

A不動産を後にし、3日前に散々ダメだしを食らったC不動産に行く。実はあの話(「よそ者」を見てください)には続きがあって、あの後目的の住居物件を見せてもらっていたのだ。
話をしていくうちにあのおじさんはとにかくよくしゃべり、やたらと数字にうるさい人だということがわかる。物件まで案内してくれている間中、聞いてもいないのに「ここの通りは一本入るとだめ」「このマンションは~万で出してるけど、そんな価値はないよ」等々言ってくる。単に世話焼きなだけで悪い人ではないのだ。親戚に一人はそういうおじさんっていません?あんな感じ。
内見したマンションはすごく良くて、心の中で「決まりだな」と思う。ちなみに3階建ての2階、南向き、63㎡、2LDK(LDK12畳、6畳2部屋)、駐車場2台つき。築年数は古いけど、リフォーム済みですごくきれい。でいくらだと思います?5万ですよ。これは水戸でもかなり安いほうだと思う。

今日はそのマンションの契約に来たのだが、実はもうひとつ大切な目的がある。
これまでの4軒の候補の物件をおじさんに見てもらうのだ。

4軒ある候補の内3軒までは相変わらずのすごいダメだし。
だけどその4に関しては「これは年に2、3軒出るかどうかの物件だよ!あんたラッキーだね」と太鼓判を押してくれる。そう、あれだけ厳しいことを言う人がこの物件のことをどういうか聞きたかったのだ。ただ「内装費が結構かさむね、坪40万としても全部で・・・」とも言われる。そのまま水戸の再開発の話やサントピアが潰れた話などで盛り上がる。地元で40年以上不動産をやってきた人の話は本当に役に立つ。最初はテーブルひっくり返して帰ろうかと思ったけど、我慢してみてよかった。「隠れ家的カフェ」なんて言葉を聞いたこともないような昔かたぎの和食しか食べないおじさんの意見だが、この後押しはうれしい。

木曜日に設計をお願いしているの店舗デザインの岩松さん来てもらうことになっているのでアドバイスをもらおう。その上で最終的な判断をしようと思う。