昨日家に帰ると姉とあーくん(甥)が遊びに来ている。
あーくんに会うのは正月ぶりだ。大きくなっていて驚く。子供の成長は早い。ひげおじちゃん(僕)にはなかなかなついてくれない。おかしいな、子供には好かれるほうなのにな。
久しぶりに兄弟三人が揃った食卓。話は必然と店のことに。姉は結婚するまで水戸市街の大きい病院で働いていて、その辺のことはよく知っているからいろいろ聞いてみる。
「ランチはいくらまで出すと思う?」
「ドリップやらずにエスプレッソだけでいこうと思うんだけどどう?」
「サンドイッチとコーヒーのテイクアウトやったら出るかな?」
「この辺で働いている人って普段どの店に行くの?」等々
姉もやっぱり物件4がいいという。Dで長く働いていたから、「わざわざ人に来てもらう」ということに関しては自分なりに考えてきたつもりだが、やっぱりリスクが高い。それにそういう場所(物件3の周辺)にはそういうカフェがいくつかあるのだ。こうして身銭を切って物件を探してみて「奥沢のあの場所に300坪借りる」決断をしたナガオカさんの腹の据わり方にあらためて感心する。俺なんか地方都市に17坪でびくびくしてるのに。
blackbirdをどんな店にしたいかというイメージがここに来て急激に固まってきている。やっぱりカフェではなく、がやがやした食堂が近い。まったりやのんびりではなく、テンションがあがる感じ。torattoria(大衆食堂)というイメージがぴったりだ。安くて新鮮で、活気があって。あの場所ならそれができるかもしれない。あとは自分たちがどれだけおいしいものを作ってお客さんに喜んでもらえるかだ。そして、僕があせっているもうひとつの理由は「早く料理を作りたい」からだ。料理人にとって「カン」が鈍ることほど怖いものはない。勢いがあるうちに、現場に戻りたいのだ。
夜、昔働いていた店の先輩に物件をダメだしされる夢を見る。
ひどくこき下ろされて、落ち込んで目が覚める。
眠れなくなり転がっていたスラムダンクの最終2巻を読む。
「オヤジの栄光時代はいつなんだよ!」
僕の栄光時代はいつなんだろうか?