物件探し6日目。朝から雨。
明け方4時ごろ、目が覚めてしまう。やはり軽く興奮しているようだ。グループの掲示板を覗くといくつか書き込みがあり、寝ぼけながらも返信する。そのまま再び浅い眠りに。
8時頃起きると姉と甥が遊んでいる。甥はすっかり僕に慣れてきて、なにかっつーと「あーくん、すごいね~」と褒めてもらいたがる。かわいい。姉とお金のことや仕事のことなど現実的な世間話をしばらくする。
11時着のスーパー日立で岩松さんが到着する。水戸までノンストップでくるやつで上野からジャスト1時間。改札から手を振るとすぐに気づいてくれる。
「電車から見たら近くの湖(千波湖)の周りがオランダみたいだったよ!」
さすが、言うことが違う。
今日のポイントはこの一点。
「自分が感じた確信を岩松さんにも感じてもらえるか。」
歩きながらこの街に関して僕が感じたことをひとつずつ説明していく。
雨のためか普段より人通りが少ない。いろいろな通りを歩きながら芸術館まで行き、候補に挙がっていた4つの物件を外から見て回る。物件4の立地のよさに驚いている。その間1時間。狭い街なのだ。
約束まで1時間あったので和食屋でお昼に。食べながら昨日書いた手書きの図面を見てもらう。
不動産屋へ。担当のKさんの茨城弁を堪能してもらいながら(初めて会った気がしない:岩松談)、物件3へ。「DDDをやるならここがいいよね」との感想。そう、広いのだ。僕の理想は狭くても活気がある店。立地もやや奥まった場所にあり、わざわざ来る系。一応採寸だけしておく。
続いて物件4へ。岩松さんは冷静に電気は何ボルトが来ているのか、ガスはプロパンか都市ガスか、水道は、ダクトは、照明は等々、Kさんに質問している。採寸も手際よく進め、僕が書いた図面と照らし合わせていけるかどうかのチェックをしている。
「どう思います?」
「いや、大きな問題もなさそうだし理想としている店をやるならここしかないんじゃない。」
とのこと。やった!
担当のKさんに家賃をもう少し何とかできないか聞いてみる。
「う~ん、たぶんもう少しならいけると思いますよ。」
「よろしくお願いします!」
Kさんと別れ、ミーティングをするために近くのカフェへ。実際に採寸した寸法に僕の手書きのレイアウトにある ベンチシート・テーブル・通路・厨房器機の寸法を入れて いくとすべてがぴったりはまる。 二人で鳥肌が立つ。ずっと頭に思い描いてきた店がそっくりそのまま再現されるのだ。やりたいことがはっきりしているから店のつくりは極限までシンプルにできる。厨房機器も中古(新古)品をうまく使えば安く上がりそうだ。ダクトやグリストラップ等、設備を新設する上でも問題は少なそう。 工務店はヒロさんがいい人を知っているって言ってたから紹介してもらおう。
今後の流れと僕が何をしていけばいいのかを打ち合わせする。なにぶん初めての店作りで分からないことだらけだ。岩松さんが頼もしく思える。ありがたい。
当初、できるだけ手作りの店にしようと考えていたが、最後の仕上げの部分だけ自分たちでやり、基本的な部分はしっかり業者に頼んで作ってもらうことに。手作り感いっぱいのカフェではなく、ハードな営業にも耐えられるような店にするためだ。大げさではなく、20年、30年、ここで料理をするのだから。
今後の流れはこんな感じになる。
図面完成/工務店に見積り依頼     2週間後
見積りチェック/工事発注          4週間後
工事                      10月頭~11月頭
プレオープン、レセプション、オープン     11月最終週
同時進行で
厨房機器、イス、テーブル、什器(皿、カトラリー等)の選定/買い付け
店内の装飾
メニュー/オペレーション開発
芸術館へジュリアンオピー展を見に行くという岩松さんを見送り、ブログの更新をするためにネットカフェへ。
さて、やることいっぱいだ。
忙しくなるなぁ。