ゆうべ営業が終わってから店のストックルームを片付け、通し営業がいつ始まってもいい様にスタッフが休憩できるちょっとしたスペースを作ったり、立ち飲みのカウンターの上に置いていたスピーカーの位置をずらして少しカウンターを広げたりしていたら帰宅は3時前。
朝起きると本気で体が痛い。
滋味に溢れるものを体が欲しがっていたのでそんなときは「そばまさ」へ。
僕:天ざる(よもぎの変わりそば)
アキ:とろろそば
娘:つけうどん&けんちん汁
フジオ:カモざるそば
14時前にも関わらず店内は混んでいて少し待つ。待っている間に出てきたお客さんがblackbirdのお客さんでお互い「あっ!」と笑いあう。僕のブログを見て来てくれたのだそう。そういうのはうれしい。さらに店内に入るとあと二組見た顔が(笑)最近「そばまささんに聞いてきたんですよ」というお客さんがblackbirdにも何組か来てくれた。お互い「この人」と思うと教えたくてしょうがないのだ。下村先生もこの前行ってくれたらしい。
そしてそばは相変わらずの美味。文句のつけようがない。横でカモを食っているフジオが美味さに本気でうなっている(笑)。まかないで毎日イタリアンばかり食べているから、週の真ん中くらいになるとそばまさに行きたくてしょうがなくなる。うっすらゆずの効いたけんちん汁はもしかしたらこの世界で一番滋味深い食べ物かもしれない。またしても大満足!ごちそうさまでした。

水戸芸術館の高校生ウィークへ。若い世代に芸術館に親しんでもらおうというコンセプトで毎年やっているものらしく、ありがたいことに僕らはご招待いただいた。そして僕らが展開している「ツェ・スーメイ展応援キャンペーンを応援するキャンペーン」として会場にショップカードとblackbird newsを置かせていただいている。

会場に入るとスタッフの高校生、OBの大学生、芸術館の方々のほとんどがblackbirdで見かけたことのある方ばかり。当然顔は割れていてもの凄い歓迎を受ける。最近店によく来て下さる写真家の松本さんもいらして、高校生達と写真を撮っていた。中にはカフェがあり、芸術館に関する本がたくさん並んでいて、とってもいい雰囲気。なんだかうらやましいな。そしてこの子達は贅沢だなと思う。

「僕から料理人の方々に言えるのは、独立の際、お店の場所を探すにあたって見るべきは街の品格。自分の料理を理解してくれるインテリ階層に来てもらいたいなら、本屋をチェックすること。人文系の棚のあり、なしで大体分かります。(Esquire 日本版2008年6月号より一部抜粋)」

今の物件を探す直前に読んだこの文章のことを時々思い出す。
blackbirdのある周辺の環境は水戸芸術館、県立近代美術館、国際交流センター、市民文化センター等があり半端じゃなく文化レベルが高い。僕がこの先ずっと店を続けていくとして、10年後にメインのお客さんになるのはこの高校生達の世代だ。もちろん手放しで安心はしていられない。でも、こうして文化の芽を大切に育てて行こうという場があり、活動があるこの地に店を構えることが出来て本当によかったと思う。