物件が決まった興奮冷めやらぬまま茅ヶ崎から来る「ひろぼおじちゃん※」のお迎えに。ゴルフで友部に来たついでに一晩泊まっていくんだそうだ。おじちゃんに会うのは姉の結婚式以来だから約5年ぶり。おじちゃん自身も2年ぶりの実家だそう。

駅で再会すると「変わんないねぇ~」と言われる。そうか?車に乗り込むなり店のことをじゃんじゃん質問される。おじちゃんはおじちゃんなのに(失礼)自分でブログをやっており、このブログもチェックしてくれているから事情をよく知っている。「今さっき物件を決めてきたよ」と言うと、もう止まらない。とにかく話好きな人なのだ。

家に着き、親父とおじちゃんと僕で飲み始める。おじちゃんの質問はなかなか鋭く、ひとつひとつ分かるように説明する。「いや~、ケンも大きくなったねぇ」と感心している。店の話が落ち着くと、おじちゃんの3人の息子の話になる。長男と次男がバンドを組んでおり(ちなみにパンク/ハードコア系、インディーからCDを数枚だしているらしい)、大学生の三男も最近バンドを始めたようだ。

なんだろう?沼田家の血なのか?

親父もおじちゃんもギターが弾けるし二人ともなかなか歌が上手い。妹の優子はギターとウクレレが弾ける。今現在この家にはギター3本、ウクレレ1本、ハーモニカ、キーボードがある。その昔、僕が中学1年の時「ギターを買いたい」と言うと「これで」といってお金をくれたのもおじちゃんなのだ。

「プレオープンのときは俺と兄貴で1曲歌うから」と言ってきかない。そんな店じゃないっつうーの!でもいっか。歌ってもらおう。

そして息子たちの話をしているとき、おじちゃんが感極まって声を詰まらせる。きっといろいろあったんだろう。僕も少し泣く。

12時近くまで盛り上がり(4時間以上!)笑い疲れて寝る。

翌朝、親父とおじちゃんと三人でお墓参りにいく。僕自身何年ぶりだろう?仏さんの前で今までの無沙汰を詫びる。

実家に帰ってきてから1週間、いままでの遅れを取り戻すかのようにどうしようもなく濃い時間が流れている。おじちゃんと僕の滞在がかぶったのも偶然だし。何かに感謝したいが、何に感謝すればいいんだろう。すごい速度で時間が流れ、僕自身ちっとも休みがないが、そんなことはどうでもいい。アドレナリンが耳から垂れてこないようにしないと。

 

※父「敏一→としぼ」、叔父「博行→ひろぼ」、僕「健一→けんぼ」

ばあちゃんはいまだにもうすぐ32歳になる僕のことを「けんぼちゃん」と呼ぶ。