trattoria blackbirdを運営して行くのはなかなか骨が折れることだ。

店のコンセプトは徹底的な理想主義が貫かれている。
意地っ張りが店をやるとどれだけ大変なことになるかの見本市のような店。
夏になって、仕込んだものの足が早い(いたみやすい)。
冷凍庫がないということを少しだけ後悔しながら、毎日仕入れに行き、毎日仕込む。店を続けている限り、大変さは無くならないだろう。

今日ある人からこんなことを聞いた。
「ヌマタさん、知ってます?市内で¥250で弁当を出しているところがあって、これが馬鹿みたいに売れているらしいですよ」

想像してみる。
いったい何を使えば¥250で売り出せる弁当が作れるのか?

それはそれで一つのやり方だし、全否定する気はないけど・・・
お腹いっぱいになるためだけの、工業製品のような食べ物。

本当にそれでいいのかな。

世界はもっと素敵でいいはず。
知恵を絞って、勇気を持てば、あきらめなくてもいいんだってことを
宣言してやる。

まぁ僕らは負けないけどね、絶対に。
どこよりもまともなやり方で、
馬鹿みたいに真っ当なやり方で、
生き残ってみせる。