2010年5月17日 posted by aki

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映画話には続きがあるみたい、とシェフが書いてからずいぶん経ってしまいました。
あったんですけど、いろいろ考えたらだんだん書けなくなっていきまして…。

というわけでようやく続きです。

私の故郷山形県鶴岡市でも、地方都市の例に違わず、郊外にシネコンができてから街の中の映画館が消えました。
中学生や高校生のときよく行った思い出深いあの映画館も今はありません。といってもまぁ、ごく普通の映画館でメジャーな映画を観ていただけなんですけれど。でも一人で映画館にいると何だか大人になったような気がしたものです。

そんな鶴岡市にも、8年ぶりに映画館が復活することになりました。
その名も「鶴岡まちなかキネマ」。
名前からも”街の中にふたたび映画館を!そして街の活性化を!”という願いが伝わってきますね。
建物は昭和初期の木造工場を利用していて、趣きがあるつくりに仕上がっているようです。今週土曜日にオープンです。
鶴岡市を含む庄内地方は、最近では映画が地域の活性化のキーワードになっています。庄内映画村、「おくりびと」、藤沢周平作品。そしてこのまちなかキネマ。
この映画館にとって重要なのは「まちなかにある」ということ。

では、シネマ ブラックバード プロジェクトは?

正直言って、水戸の「まちなか」は厳しいかもしれない。
ブラックバードのあるいわゆる中心商店街には駐車場問題が常につきまとうし、物件の賃料も高い。
駅前にシネコンがあってミニシアターは郊外型。逆に新しいかもしれないな。ほしいのは、というか目指すのは「まちのなかにある映画館」ではなくて、「今まで水戸に出口をもたなかった(=水戸では観れなかった)映画の観られるミニシアター」なのです。
もちろん結果として水戸の街が活性化することはおおいにけっこう。というかぜひとも活性化してほしい。でもそこを目的にしているわけじゃあない。だいいち、「まちなか」には今も映画館(シネプレックス)はあるもの。
この際場所はちょっとくらい遠くても、充分な駐車場があるほうがよいのでは?
水戸っぽのみなさん、どう思われますか?


2010年4月17日 posted by aki

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シネマ ブラックバード プロジェクト発足のきっかけは一本の映画でした。

ある日、10年以上前に出会って以来大好きなその作品が、ニュー・ディレクターズ・カット版で劇場公開されていることを知りました。

「バグダッド・カフェ」がスクリーンで観られる!と興奮して近くの劇場を調べると、茨城県ではやっていないことが分かり愕然としました。マニアックで実験的な映画ならいざ知らず、こんな名作が観られないなんて。そして、そんな街にこの先ずっと暮らすなんて…。

それまでも、観たいと思った映画が水戸でやっていないということは何度もありました。でも、休みは週に1日、子どももいる。そんな状況で映画一本のために東京まで行くのは現実的ではありません。その度に“仕方ない、DVDで我慢しよう”と諦めました。でもDVDとスクリーンはやはり違います。

日常から切り離されて違う人生を生きているような感覚。目の前に知らなかった世界が広がっていてしばし旅に出たような錯覚。そんな時間が手軽に手に入るのが映画のいいところではないでしょうか。片道2時間かけて得るようなものではないと思うのです。もっと身近に、映画があってほしい。これからずっと暮らしていくこの街に、そういう場があってほしい。でもそんなことを思っていても叶わないことも分かっている。だったら自分で作ったらいいじゃないか。そう思って口に出したら、次の日には店のブログに書かれていました。そしてその次の日には、賛同してくれる人が現れました。

「需要はある。」期待が確信に変わって今に至ります。

水戸およびその周辺には3つのシネコンがあります。ハリウッドと日本のメジャー作品を観るならそれで事足りるでしょう。ここに足りないのは多様性です。地球上にはいろいろな国があって、いろいろな映画が作られているのに、この街ではそれらを観る場所がないのです。

多様性をもった映画文化がこの街に根付くように。その前に、シネコンでかからない映画たちに触れる機会がこの街に取り戻されるように。そう願って、シネマ ブラックバード プロジェクトは産声をあげました。


彩の国保育園と提携し託児をご用意しました。

生後3ヶ月から小学生までお預かり可能です。
通常の一時保育と同じ条件で有料となります。
事前の申し込みが必要ですので、園に直接お問合せください。
「シネマ ブラックバードでの利用」とお申し出いただくとスムーズです。

園の公式HPはこちら

茨城県水戸市笠原町1228-10
TEL 029-241-8655


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《こちらの上映会は終了しました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。次回は11月14日(日)です。お楽しみに!》

シネマ ブラックバード vol.2 in 水戸プラザホテル
『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』自主上映会

■開催日:2010年9月26日(日)
■時間:①13:30〜 ②16:30〜
(開場は各回30分前です)
■入場料:前売 ¥1,200/当日 ¥1,500

MDF(水戸デザインフェス)関連企画》
・前売券+cinema blackbird projectオリジナルタンブラー ¥2,500 完売しました
・MDF参加タンブラー(blackbirdのものでなくても可)をご持参の方に、チケット¥200OFF券を差し上げます。(今回も使えますが、タンブラーセットとの併用はできません。)

■会場:水戸プラザホテル 1F アンフィシアター(視聴覚会議室)
■定員:各90名

■託児:今回、彩の国保育園と提携し託児をご用意しました。小学生もお預かり可能です。有料となります。事前の申し込みが必要ですので、園に直接お問合せください。「シネマ ブラックバードでの利用」とお申し出いただくとスムーズです。
茨城県水戸市笠原町1228-10
TEL 029-241-8655

■交通のご案内:無料シャトルバスがご利用いただけます。水戸駅南口バスターミナル内、1・6・7・8番乗り場より約15分。発車時刻は水戸プラザホテルHPでご確認ください。車の方は、水戸プラザホテルの駐車場をご利用ください。
■共催:シネマ ブラックバード プロジェクト、水戸プラザホテル
■企画:シネマ ブラックバード プロジェクト
■問合せ:シネマ ブラックバード プロジェクト(トラットリア ブラックバード内)029-224-5895、水戸プラザホテル企画室 029-305-8100

■作品紹介:
これは、30年間も活動を続けるヘヴィメタバンド、アンヴィルのドキュメンタリー。
ヘヴィメタか…と食わず嫌いするなかれ。そこにあるのは、うだつの上がらない生活を続けながらも夢を追い続ける二人の男の物語なのです。俺だって本当は…!と心にくすぶる思いを持ち続けるすべての男性たちに捧げます。
しかし、男ってのはいつまでも夢ばかり見てる困った生き物ですよね。といいながらも心のどこかでは応援したくて支えてしまう女性たちにもオススメです。
今回は託児のご用意もありますので、ぜひご夫婦でどうぞ!

監督:サーシャ・ガバシ
出演:スティーヴ・”リップス”・クドロー(ANVIL)、ロブ・ライナー(ANVIL)他
2009年/アメリカ/81分/PG12/公式HP

■シネマ ブラックバード プロジェクトは
トラットリア ブラックバードが行う映画の自主上映活動です。水戸に出口をもたない、つまり水戸では上映されない映画が観られる場を作ります。
現在、水戸およびその周辺には3つの映画館がありますが、上映される作品はハリウッドと日本のメジャー作品が中心となっています。水戸にもかつてはミニシアターと呼ばれるような映画館がいくつかあり、多様な映画が上映されていましたが、今では全て姿を消してしまいました。
シネマ ブラックバード プロジェクトは、水戸の街にミニシアターを復活させ、多種多様で良質な映画を観る機会を取り戻すために活動していきます。自主上映活動はそのための一歩です。


タグチです。

ジプシーキャラバンを見て音楽の持つ力強さと家族に対する愛の深さを感じました。
そしてakiさんの映画への情熱、YUUMIさんの写真から伝わってくる躍動感。
身に沁みました。

僕が購入したパネル。
こんな笑顔でこんなポージングがとても愛らしくて一発で気に入りました。
こんな生命力に満ちた人はとても素敵。
いつもこんな笑顔でいたいと願う。

タグチでした。


■今回の上映作品「ジプシー・キャラバン」について
大変良かった 63%
良かった 30%
普通 7%
あまり良くなかった 0%
良くなかった 0%

会場で書いていただいたアンケートの結果です。

長野県の松本で20年間自主上映を続けている松本CINEMAセレクトの代表宮崎さんは自分たちのの活動について、『いい映画だから「私たちが上映する」というスタンスではなく、あくまでも観ていただける「場」の提供です。「作品」をリングの上にあげるのが、私たちの役目であり、ジャッジは皆様に委ねています。』と言っています。

映画に限らず、お客様ひとりひとりがどう感じるかどう評価するかはそれぞれの価値観によりますし、全員が「いい」と言う映画など存在しないと思います。
でも第一試合、なかなかいい闘いをしたようです。


シネマ ブラックバードvol.1にご来場のみなさまへのサプライズプレゼントとしてご用意した、「ジプシー・キャラバン」監督のジャスミン・デラルさんからのメッセージ。
ブログを読んでくださっている全世界(?)のみなさまにもお届けします。
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Dear “Blackbirds” -

I am so happy to hear about the community you are building – to give yourselves the chance to appreciate the wealth of other films and other cultures that exist around the world.

It is very exciting to me that we live in an age when we can learn from other people, and we don’t even have to travel across the planet to visit everyone. Film is a very rich universe – a filmmaker can spend many years filming many hours with many people…. and then they bring us that whole world in just an hour or two. How lucky we are to live in a time when this is possible.

I had a wonderful time when I visited Japan for the opening of this film… although in some small way, I had already experienced parts of Japan before I came – because some of the world’s classic beautiful cinema is from Japan, and I had been lucky enough to see many Japanese films.

As you watch GYPSY CARAVAN, I hope you will enjoy meeting the people on the screen. I found them very brave and beautiful and inspiring. They were also just ordinary people like you and me – loving their families, wanting the best for their children, and struggling to cope with some of the demands of everyday life.

My life would be poorer if I had never spent time with Gypsies, or Romani people. I hope you enjoy getting to know them through your eyes and ears…

Thank you for the honour of watching my film!

Jasmine

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Blackbirdsへ

世界中の様々な映画、そして様々な文化に触れる機会をもつという、みなさんが創ろうとしているコミュニティのことを知り、大変うれしく思っています。

現代では、わざわざ現地に行ってひとりひとり訪ねなくとも、自分たち以外の人々からいろいろと学ぶことができます。それはとても刺激的なことですね。映画というのはとても贅沢なものです。映画監督は、自分が何年もかけて何人もの人と何時間も撮影した世界を、たった1、2時間にまとめて私たちに見せてくれるのですから。そんなことが可能な時代に生きるというのは何と幸運なことでしょう。

この映画の封切りのときに日本に行くことができて本当によかったと思っています。私は来日する前から日本のことを少し知っていました。というのも、名作といわれる美しい映画には日本映画が少なくないですし、私はそれらを今まで何本も観ていましたから。

「ジプシー・キャラバン」を観て、スクリーンの中の人々との出会いを楽しんでいただけるとうれしいです。彼らは勇敢で美しく、刺激的です。そして同時に、みなさんや私と同じように普通の人です。家族を愛し、子どもにはできるかぎりのことをしてやりたいと願い、毎日の暮らしの中でもがいている、ごくごく普通の人間なのです。

ジプシー/ロマの人々と過ごしてきた時間がなかったら、私の人生はもっとつまらないものだったでしょう。みなさん自身の目と耳で彼らのことを知って、それを楽しんでもらえたらうれしいです。

私の映画を観てもらえて光栄です。ありがとうございます!

ジャスミン
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「音楽を愛して60年。人の一生、人生を考えさせられました。
 残された人生を力強く生きなければと思いました。」

アンケートにお答えいただいた60代の方の感想です。

第一回目の映画の選択は、どうやら間違っていなかったようです。

ご参加いただいた200人近くの方は、それぞれ仕事も趣味も年齢も性別も、、、生活におけるバックグラウンドが違うにも関わらず、ひとつの映画を共有できる。映画には、そんな力があるんだとあらためて思いました。

僕も、久しぶりにギターを弾きたくなりました。


fujiwoです。

家族に

友人に

地域に

仕事に

趣味に

自分を取り巻く全ての環境に

「誇り」を持とうと

ジプシーキャラバンを観て感じました。

fujiwoでした。


今回の会場となった水戸プラザホテルさん、アンフィシアター。

2台の映写機、2人の映写技師での上映。

映画というのは、「動く写真」なんだという事実に気づく。


受付前のラウンジ。奥のスペースで写真展開催。


僕は、早い方の上映を一番後ろでアテンドしながら見ていたのだけれど、最初の子供が歌うシーンで早くも涙が止まらなくなって、最後のシーンではぐしゃぐしゃに泣いてしまった。

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ご来場くださいましたお客様、本当にありがとうございました。
アンケートもかなりの回収率で、みなさんの熱い気持ちが伝わってきました。
厳しいご意見も真摯に受け入れ、今後の活動に生かしていきたいと思います。

今日はこの辺で。