工事の着工/引き渡し予定日が決まり、その後のスケジュールが出ました。

よっぽどの事がない限り、これでいきます。

11月1日(土)工事着工

11月29日(土)工事引き渡し

12月6日(土)関係者レセプション

7日(日)親戚お披露目会

8〜10日(月〜水)準備/仕込み

11日(木)グランドオープン

よろしくお願いします。

21日 晴天/10月も半ばなのに暑い。

8時起床。寝不足。ゆうべ、工事の減額案をずっと考えるも、さりとて根本的な解決に繋がる案も浮かばず途方に暮れる。でもなんとかするしかないのだ。

12時前に岩松さんが到着し、一時間ほどスタバで作戦会議。

13時から工務店さんの事務所で打ち合わせ。工務店さんのお知恵もお借りしながら、細かいやり取りが長い時間続けられる。

「ベニアを12mmから8mmへ」

「この棚は後からでもつけられるから外す」

「ここは自分たちで塗装」

「ベンチシートはオーダーメイドからセミオーダーへ」

提案する。電卓を叩く。沈黙する。の繰り返し。

2人にとっては当たり前の事なのだろうけど、やり取りを見ていて「プロだなぁ」と思う。質を変えずに値段を落とすにはどうすればいいのかをよく知っている。

具体的な額は言えないけど、予算を大幅にオーバ−してしまったのは、僕のこだわりに原因がある。ただ、僕はこだわりもするけど、妥協の名人でもある。

2時間近く話し合いを続け、それほど大きな妥協も無くなんとか双方納得出来る所に着地する。結果、若干装飾を省いた、当初のイメージよりややあっさりした店になりそうだけど、それでいい。

店を続ける中で少しずつ作っていければいい。

塗装等、自分たちでやらなければならない部分が増えたけど、それも結構たのしみだ。

 

話し合いが終わって外に出ると、アキから「保育園決まったよ!」のメールが。しかも入れたらいいなと思っていた家から一番近くのところらしい。なんという幸運。これでお金も時間もかなり短縮/節約できる。東京にいた時に凄く苦労したから、本当に助かる。

工事の予算、保育園と旅行前の2大懸念事項が一気に解決される。

夜はヒロさんのところで祝勝会。

焼いてきたCDを渡すも5枚中3枚は「もう持ってるから他の人にあげて」と返される(笑)ちなみにこの前ヒロさんに10枚CDをもらったんだけど、情けない事に1枚も持ってなかった!しかもどれもかなりツボ。やっぱりこの人ただ者ではない。

 

明日から、イタリア。

昨日のどんよりが嘘みたいに、どうしようもなく晴れがましい気分。

どうやらまだツキには見放されてないみたい。

この調子でがんばろっと。

20日 晴れ 昼は暑く、長袖のTシャツ1枚で十分だった。

午前中、厨房機器をお願いしている厨古屋に予算の話をしにいく。厨房機器にいくら出せるのかを伝えて、その中で必要なものを揃えてもらうためだ。ついでにバットやタルト型、料理用スプーンなど、必要な細々としたものも押さえ始める。探せば結構いいものがあり、値段は格安。予算が限られている分、こういうところでがんばらないと。

 

夕方、再見積りがあがったとの連絡を受け工務店さんに。金額を見てみると前回よりは随分減ったが、それでも予算をかなり越えている。前回の打ち合わせでかなりいろいろ削ったつもりだったけど、他の部分で少しずつ増えてしまい大きく減額はされなかったようだ。見積りを予算内に収め、明日契約し明後日気持ちよくシチリアへ旅立つつもりだったのに、どうやら楽天的過ぎたらしい。かといって、明日契約しないと11月1日からの着工はまず無理で、そうなると年内オープンも厳しくなってくる。もう既に最初の予定よりずいぶんと押しているのだ。これ以上オープン日を延ばすわけにはいかない。

 

さて、困った。

 

更なる減額案を考えるが、項目をひとつ減らすごとに店の特徴や僕らの好みが薄れていくような気がして滅入る。出来る事なら今の図面のまま進めたい。どうしよう。無い知恵を振り絞るが、僕に出来るのは
「客席のミラーをやめる」
「オーダーメイドのベンチシートをやめて、椅子の席を増やす」
「真鍮のマガジンラックをやめる」
とかの「やめる」案だけだ。知らないから代案を出せないのだ。これまで、「料理だけじゃなくいろいろな事を勉強しよう」と思って生活してきたが、それはいったいなんだったんだろう?と情けなくなる。店作りを始めて、びっくりするような幸運にも何度も恵まれたけれど、そんなに楽に勝たせてもらえないらしい。2ヶ月前に退職した時点では何も決まっていなかったんだから、当然といえば当然。

これまでが上手く行き過ぎていたのだと思う。

 

明日、11時に来る予定じゃなかった岩松さんが来てくれて、もう一度工務店さんと打ち合わせをする。本当に契約できるのだろうか?

明後日、清々しい気持ちでシチリアに旅立つ事が出来るのだろうか?

19日 晴れ だんだん寒くなってきている

アキは先週に引き続き今日も東京で結婚式2次会。一日娘と過ごす。

10時。アキを水戸駅まで車で送っていった後、逆川公園へ。買ってもらったばかりの自転車に乗って娘は満足そう。園内を流れている川に行って、川に石を投げる。原始時代から行われているであろう遊び。楽しい。

 

一度帰ってお昼。誕生会の残りのラタトゥイユ、コーンスープ、バゲット。食べていると岩松さんから壁紙のサンプルと、トイレ周りの資料が届く。イメージを形にしていく作業も、比較的順調。イメージ全部しっかりあるから、後はそれをどうやって埋めていくか勝負だから。

 

車でジョイフル本田へ。先日中古厨房屋でたまたま見つけたテーブル、結局天板は化粧板で再塗装が難しいらしく、脚の部分だけ使い天板は自分で板を探して塗装する事に。さすがはジョイ本(地元ではそう呼ぶらしい)、駐車場6000台は伊達じゃない。印象としてはあまりセレクトされてない東急ハンズ(笑)。ちょうどいいサイズのパイン材の合板を見つける。これなら予算内に収まりそう。いろいろ調べたんだけど、やっぱり既製品は高いしなかなかいいものがない。でも実際作るとなるとどうしていいのかさっぱり分からない。無垢材と木質材料の違いだって、昨日初めて知ったのだ(「ナラの無垢材」の意味がいまいち分からなかった)。とりあえず買わずに値段だけ控える。全てはイタリアから帰ってきてからだ。

 

残り物で夕飯を済ませ、まだ決まっていないカトラリーと皿を何にするか調べる。あらためて調べてみると、シンプルで歴史があって(廃盤にならずに買い足せて)、安くて丈夫な洋食器なんて皆無である事に気づく。やっぱりオープンまでに一度合羽橋まで行ってこなきゃならないかな。

グラスも皿もカトラリーも、とにかく普通のものを選びたい。ずっと使われていて、これからも作り続けられるようなものを。

 

娘が寝ない。かなりの量の絵本を読んだ後、寂しくなったのか「ママ〜」と1時間泣きっ放し。りんごジュースを飲ませたらようやく落ち着いたのか、ぐっすり寝た。

先日行われたバリスタ選手権全国大会で、blackbirdがこれからお世話になる丸山珈琲の中原さん、関口さんがそれぞれ準優勝、4位になったそうです。

関口さん(先月の打ち合わせに来ていただいた方)は関東地区の営業を担当されており、普段はバリスタではないのにも関わらずの入賞。

おめでとうございます!

 

※直接会場まで見に行っていたblackbirdバリスタのフジオによると、3位のバリスタの使っていた豆も丸山珈琲だそうです。恐るべし。

18日 曇り

起きて、コーヒーを煎れているとカリモクの椅子が来る。全部で8脚。だんだんと部屋の中が店のもので溢れてきた。

一日中、とにかくパソコンの前にいて予算に対する経費の計算をする。予算通りに上手く運んでいる部分もあるが、気づくとなんやかんやとお金がかかっている。けずるとこけずってやらないと、こっから先苦しくなる。とにかく退屈な作業だけど必死でやる。ついでにオープンまでに買う/用意するもののリストを作る。こまごまとしたものもあげていくとかなりの量。馬鹿みないな感想だが、店を始めるって大変だなと思う。あと、テラス用の(店の外に1テーブル2席のテラスがある)テーブル、椅子をネットで探すものの、なかなか無い。つくづくこのカリモクの椅子達がここにあるのが奇跡に思える。

 

ここ何日か、素材や色等の細かい決定事項が増えて、情報の多さから僕自身の処理速度が追いついていない事が多い。しっかりしないと。

 

夜中まで仕事をしているから、家にいるときは酒をほとんど飲まなくなった。あんなに好きで、仕事が終わって帰ったら絶対なんかしら飲んでいたのに。あー、ぱーっと飲みに行きたい。イタリアではシチリアワインカブ飲みしよっと。

我が家のカリモク達

 

カリモクの椅子8脚、瀬戸内海を越えて到着。

 

・・・・・・。

もう素敵すぎ。

想像以上に状態がよく、ガタつきもまったくなし。約1ヶ月間、うちのリビングの片隅で出番を待ちます。

 

裏にはカリモクのステッカー

せっかくなので我が家のカリモク達と記念撮影。ちなみに右は4年前に買ったKチェアー1シーターモケットレッド。これまた超お気に入り。

17日 晴れ

娘の誕生日。3歳。

朝から近くのスーパーへ買い出しに。茹でたジャガイモをにんにくと一緒に炒めた「ガーリックポテト」、「ハムとチェダーチーズのサンド」、昨日仕込んでおいた「アンチョビとオリーブのラタトゥイユ」。どれも結構上手くいった。ケーキのロウソク消したり、貰った自転車もって公園行ったり、娘も自由に遊べていい誕生日を過ごせた。よかった。

最近ブログによく娘の事が出てくる気がする。それだけ一緒にいる時間が長いってことかな。

 

夕方店に寄って、2Fで床屋さんをしている大家さんのところに図面を持っていく。何気なく窓から外を見ると店の向かいにあったマンション建設予定地が駐車場になっている!大家さんに聞いてみると、どうやらコインパーキングとして少し前から営業を始めているらしい。家に帰って調べてみるとなんと平面で400台の駐車スペースがあるという。

要は、blackbirdの店の真向かいに400台のコインパーキングが出来た!ということ。

これで駐車場の問題が大きく前進する。blackbirdがコインパーキングのチケットをまとめて買って、車で来て下さった方にお会計の料金に合わせてお渡しする仕組みで、周りの店も自分のところに駐車場が無い場合そのやり方を取っているところが多い。なにしろ400台だ。いつ来てもまず間違いなく空いてるだろうし、そうした安心感をお客様に与えられるのは大きなことだと思う。

例のカリモクの椅子について。

元D&DEPARTMENT TOKYO SHOP店長の沼田 織江さんから情報提供がありました。

以下、いただいたメールの一部です。

お久しぶりです。

ブログを見まして、ワタシも気になりました、カリモクの椅子。んで、豊洲のカリモク60で働いてる友達に聞いてみたところ、

「1976~1999まで製造されていた、ナラの無垢材で出来た贅沢な一品。ぜひ末永く大事に使ってください」

とのことでした。

 

!!!

うれしい!!!

実物を見てみないと何とも言えないけど、期待しちゃいますよねこの展開。

いつ作られて、誰が使っていたんだろう・・・、とか。

オリエさん、ありがとうございました。

明日、愛媛県松山市から届きます。

16日 晴れ

明日は娘の誕生日で、おばあちゃんと、ユウおばちゃんが来るため朝から片付けと掃除。部屋の中にはまだ引越しのどうしても片付かない段ボールが7箱くらい放置されている(店用のもの、中途半端に収まりきらないものとか。店に持ってくCDが3箱くらいあるんだけど;汗)。でも前のマンションよりはずっと広く、とても住みやすい。部屋が広いっていいな。

 

昼に、アンチョビとカブのパスタを作る。よく「料理人は家で料理しない」と言われるし、実際僕の周りは結構そうなのだが、僕は忙しかったり疲れたりしてなければ結構作る方だと思う。最近は勘が鈍らないようにするために作っている。アキは結構な批評家で、食事や食材には結構うるさいから、下手なものを作れない。そしてそれがまたイイ。

今日のパスタは「最近の中では一番イイ」だそう。ニンニクにしっかり火を入れて、カブをとろける寸前で引き上げたのがよかったのかな。あとカブが久松農園ってのもポイント。

 

午後から娘の誕生日プレゼントを買いに、またまたジョイフル本田へ。プレゼントは「おままごとのキッチン」。しかも真っ白の素っ気ないベニア合板に、アキがオイルステインを塗ってなんとか素敵にしよう(笑)という作戦。娘はおままごとが好きで、将来は料理研究家か・・・、最近こんな話ばっかりですね。

その後隣のアンティーク屋で店のトイレットペーパーフォルダーとtoiletのサインを買い、持ってきた2枚のポスターをオーダーメイドで額装してもらう。両方ともblackbirdにちなんだポスターで、店内にでっかく貼る予定。なんのポスターかって?そりゃ店に来てからのお楽しみ。