10月6日 雨

朝から雨。

たまったブログをひたすら書き続ける。でもなんか調子が出ないなぁ・・・。やっぱり翌日までには書かないと、忘れちゃってどこかリアリティ−に欠けてしまう気がする。

 

引越し前後から、なかなか今までのように店のことが順調に進まない上に部屋もなかなか片付かず、どうしてもいらいらしてしまう。亜紀ともちょっとした事で口論が多くなっている。よくないなぁ・・・。

でも普段使いに良さそうなパン屋、輸入食材屋、魚が安く調味料が充実したスーパー、まずまずの品揃えの自然食材屋等、生活の基盤になるような店が少しずつ見つかる。亜紀もこの日こっちに来て初めて運転をした。少しずつよくなってはきている。じっくりやらなきゃ。

 

夜、日本政策金融公庫に提出するための資料を作る。引越し前に作ったものを手直しするだけだと思っていたら思いのほか時間がかかり終わらない。数字を追っていくと、予算がかなりギリギリになって来ている事が判明する。どこか削らないと。でもどこを?

結局寝たのは3時過ぎ。

5日 曇り/雨 肌寒い

 

午前中、亜紀が本日最終日のジュリアン・オピ展を見に芸術館まで行く。

僕「どうだった?」

亜紀「いや、思いのほか凄く良かった!」

だって。俺と同じ感想。

近くに芸術館があり、街を盛り上げたいと思うなら、いろいろ言う前にまず自分たちが実際に行けばいい。

 

昼過ぎ、部屋を探しに水戸に来たフジオと合流して、4人で飯を食う。定食屋でトンカツ定食を注文したのだが、なんとそのトンカツにはカレーがかかっていた!カツカレーとは一言も書かれてなかったし、持ってきた人も何の説明もしなかった。あまりの事態に場内騒然となる。一触即発の大事件だ!いったいいつから水戸のトンカツにはカレーがかかるようになったんだろう?誰か知ってます?

 

その後、フジオは部屋探し&ジュリアンオピ展へ。僕は県立図書館でたまってしまったブログを書く。もう、書きたくてうずうずしていたからどんどん書ける。時間はかかるけど、やっぱり可能な限りこのブログは続けよう。

 

フジオと合流。どうやら理想の部屋はあったようだ。

今度は店舗物件へ。初めて見たフジオの感想。

「いいっすね、ばっちりじゃないっすか」

そう、ばっちりなのだ。

そして実際のサイズ感を知るために、図面を見ながらマスキングテープでマーキングする。ちょっと広いかもと思っていたけど、こうして線を引いて区切るだけでぐっと小さく感じる。普段は二人、忙しくなっても3人で十分に回せる。死角がなく、料理をしながらでも全てのテーブルが見渡せる。洗い場は手が空いた人間がすぐに入れるように店の中央に客席を向いた形で設置。少ない人数で回すためのありとあらゆる知恵を絞ったレイアウト。きっと上手くいくはず。席間はちょっと狭く感じるかもしれないけど、「ゆったりしたければそういうカフェに行ってくれ!」というスタンスを貫こう。目指すところはあくまで街の食堂。活気があって猥雑で、安くて新鮮で、美味い。雑誌と新聞があって、コーヒーを飲みながら隣のみずほ銀行で買ったロト4をやる事も出来る(笑)

現場でイメージを擦り合せて、必要な事をリストアップする。

 

晩飯はまたヒロさんのOWLS。考えてみればほぼ毎日来てるな(笑)洋服屋をやっているという常連のおじさんに「がんばって下さいね」と声をかけられる。うれしいな。

ヒロ「PHISHが再結成したんだよ。チケット取れたら閉めてアメリカまで見に行ってくる。そのための自営業だろ?」

だそう。そりゃそうだ。

俺らも来年フジロック行けるかな。

早割でチケット買って既成事実を作って、達成するために死ぬ気で働こう。

そうだ、そうしよう。

4日 晴れ

2時に近くの保育園へ見学に行く。無認可の30人ほどの小さい保育園で、とても感じがいい。東京でもそうだったけど、とにかく保育園を見つけない事には先に進めないから必死で探す。11月頭入園できるところがあればいいのだけれど。

 

その足で水戸郊外のイオンショッピングモールに行く。無印で収納用品を大量に購入するためだ。そのイオンが出来たのは今から約2年前で、駅周辺の衰退も同時期に顕在化してきたらしい。広い敷地に無数の駐車場、清潔な店内、ありとあらゆる専門店、ありとあらゆる飲食店、シネコン。とにかく一度行って車を止めれば何でも手に入る便利さ。すごいなぁ。そしてびっくりする事にタワーレコードとヴィレッジヴァンガードも入ってる!カルディーも!本屋もゆったりしたスペースで専門書や専門雑誌なんかもたくさん扱っていてとても快適。はぁ〜、こりゃみんなこっちを選ぶわ。納得。

以前「ショッピングモールに文化はない!」とこのblogで書いたが、どうやらそれは間違いだったようだ。見てもいないのに一般論を振りかざして偉そうな事を言ってすみませんでした。ないのは文化ではなく、歴史と伝統なのかも。そして逆に商店街には歴史と伝統しかない。ショッピングモールのような便利さや快適さを求めようにもそんなものは無理なのだ。勝てないなぁ、こりゃ。でも僕はそんな古き良き商店街の外れ、駅からも遠く、普通にやってたら到底勝ち目のない場所に出店する。なんでだろ?たぶんショッピングモールに自分の店があるのがイメージできないからだろうな。物件も築20年以上だしなぁ。それにしても芸術館があるとはいえしんどいなぁ・・・。衰退していく街を少しでも盛り上げる力になりたい。大袈裟だけど、本気でそう思う。

3日 晴れ

午後から妹の引越しの手伝い。実は妹のユウが急に職場の近く(=僕んちから車で10分くらいの場所)に引越しする事になった。初めての独り暮しで、荷物は恐ろしく少ないから1時間くらいで終わる。実家の両親とばあちゃんとしては寂しいだろうな。娘を連れてマメに遊びに行こう。

 

夜は近所のかっぱ寿司。味はともかく最近の回転寿司って凄い。ボックス席があって、注文すると新幹線(笑)が運んできてくれる。エンターテイメント。勉強になるなぁ(笑)

 

帰りに近くのスーパーに行く。朝からの荷解きでキッチン周りを重点的に片付け、そろそろ自炊を始めないと。そこは調味料も充実していて結構いいかも。味噌、納豆、油揚げ、木綿豆腐(全部大豆じゃん!書き出すまで気づかなかった)を買う。明日は久しぶりに料理しよう。

2日 晴れ

6時頃目が覚める。コーヒーを煎れ、部屋のレイアウトを考える。リビングの一角を店の事務スペースにするため、多少投資をして効率よく作業が出来るようにしないと。そのまま二人が起きてくるまでひたすら段ボールを開け続ける。

 

お昼はデニーズ。まだ家で料理が出来ないから、最近は外食ばかり。ファミレスって凄いなぁ、って思う。和食も洋食もラーメンも何でもあって、昔と違ってどれもそこそこのレベルの味。規模が大きいから使ってる野菜や肉も契約農家から入れている減農薬のものだったり。もちろん駐車場も馬鹿でかいし、分煙もされている。そんな資金も、ノウハウも実績も人手もバックグラウンドもある人たちと同じ土俵で戦わなけりゃいけないんだから、せめて勝ち抜けるだけの知恵と行動力くらいは持っていなけりゃなぁ。

 

食べていると、元ダイニング大阪店料理長のしんちゃんからメール。彼も来年の春頃店を始めるらしい。blog始めましただって。楽しみだなぁ。情報交換してお互いにいい店出来るようにしたいなぁ。

 

帰って荷解きの続き。家具のだいたいの配置が決まったからどんどん進む。けど、段ボールは50箱以上。終わらない。

 

6時に近くのインド料理屋「カルマ」へ。20席くらいの小さな店で、女性二人でやっている。ヒロさんとノリちゃんはもう来ていて、一杯やっている。前菜の「トマトと香菜のサラダ」「インド式自家製カッテージチーズ(名前忘れた)とグリンピースのサラダ」がとても美味い。いい雰囲気だなぁ。

亜紀「OWLSとカルマがあれば暮らしていける」

大袈裟だけど、本当にそうかも。通っちゃいそう。

3時間くらい飲んでたけど、なに話してたんだっけ?書こうと思ってたけど、忘れちゃった。大切な話も、くだらない話もいっぱいしたなぁ。最初は緊張していた娘も最後にはすっかりヒロさん達に馴染んで遊んでもらっている。よかった。

 

帰って眠かったけど、荷解きやり始めたらムキになってやり始める。

早く片付けて日常を取り戻さないと。

 

10月1日 晴れ

起きてまずコーヒーを煎れる。水戸は東京より少し寒く感じる。気温は変わらないのかもしれないが、空気が違うのかも。風が抜けやすいというか。

 

店になる物件を亜紀はまだ見てないし、11時から水道と電気屋が来るのに合わせてみんなで行く。途中不動産屋で鍵をもらう。これで晴れてこの場所は僕らのものだ。

「うん、立地も広さも丁度いいんじゃない」

とのこと。

 

お昼を食べていると見積りを依頼している工務店から電話。

「もう一度中を見せてほしいんですが・・・」

というわけで、僕だけ別行動で亜紀と娘は警察署と市役所へ。

「沼田さん、結構こりゃ金かかりますよ」

と工務店さん。予算は限られているから、これからは見積りをもとに理想を削って行く作業をしなければならない。出来るのか?

 

夜は、ヒロさんのOWLSへ。亜紀はヒロさんの「エビのバジル炒め」が大好きで、久しぶりにありつけて満足そう。僕はいつもの「カオパ(チャーハン)」。ヒロさん「明日休みだし、夜飯でもどう?」

僕「もちろん!」

というわけで、明日はヒロさんの友達のインド料理屋へ。亜紀にとっては初めての土地。僕も地元とはいえほとんど友達はいないからとても心強い。

30日 曇り/霧雨

5時に起きてパッキング。詰めても詰めても荷物が出てくる。この部屋には4年間いたんだけど、その間に娘も生まれ荷物が一気に増えた。できるだけ増やさないようにして、引越しをいい機会にずいぶん減らしたけど、それでも途方に暮れる量。当然段ボールも足りない・・・。

そうこうしてるうちに引越し屋さん到着。

業者さん「あれ、まだ終わってないようですが・・・」

僕「す、すみません」

というわけで、運び出してもらっている間に急いで荷物を詰める。

まったく・・・。

 

先に出発した引越し屋さんを追いかけるような形で、僕たちもラシーンで出発。13年暮らした東京ともお別れ。でも感慨はほとんどなし。なんでだろ?これからの楽しみの方が大きいからかな。

 

水戸のマンションには僕の両親が先に来てくれていて、5時頃僕らが到着するともうほとんど荷物は下ろされている。娘は久しぶりのじいじばあばとの再会にとてもうれしそう。

母「ガス屋さんが来て、お風呂の水の流れが悪いって言ってた。あとベランダに蜂の巣があるよ。」

僕「蜂の巣!?」

マンションは築25年。水回りはそんなもんだろうけど、それにしても蜂の巣って!いきなり田舎の洗礼。まぁいいや、疲れたし明日やろ。

みんなで近くの「COCOS」食べに行く。ビールが体にしみ込む。

帰って風呂に入って倒れ込むように寝る。

29日 雨

朝娘を保育園に送っていく。今日が最後の登園。

 

僕は帰らずそのまま吉祥寺へ。メデオダインというカフェで丸山珈琲の営業の方と打ち合わせ。そのカフェはバリスタ界イチのイケメン(フジオ談)という凄腕のバリスタの方がいて、丸山さんの豆を飲めるということでとにかくいろいろ飲む。「エスプレッソ」「カフェラテ」「マキアート」「カプチーノ」「アメリカーノ」等々・・・。全部に共通して言えるのが「びっくりするほどの個性やパンチはないけど、口のなかですっと消えて、豆のいい香りが残る」。フジオと二人で納得(というか感動)。ついでにフレンチプレスでいれた「ケニア」も飲んでみるとこれまた美味い。しばらくはエスプレッソのみで営業して、いずれ季節メニューとしてフレンチプレスも導入しよう。

 

打ち合わせ後、井の頭公園の「ペパカフェフォレスト」へ挨拶がてら行く。店長のナオキも相変わらずハイテンション。今や吉祥寺を象徴する店として名高い。いい店だなぁ・・・。blackbirdも水戸の文化を底上げするような店になれたらいいな。

 

一度家に帰り、引越しのパッキング。業者からもらった段ボール50箱がどんどん埋まって行く。この調子じゃもしかしたら足りないかも・・・。明日の朝9時には引越屋が来るのに全然終わってない。でも今夜は飲みに行く(笑)

 

娘を迎えに行った後、吉祥寺「ペパーミントカフェ」へ。ちょうど、マスターも来ていて、店の図面を見ていただき、いろいろアドバイスを貰う。今年で28周年だって。いい店だなぁ。

 

その後ペパで働いていた時の同僚、ミナコさんがやっている南口の「ミコリン☆」へ。カウンターだけの小さな店だが、今や吉祥寺のアンダーグラウンド人種がこぞってやってくる店だ。飲んでいると、ペパで一緒に働いていた「カナブン」が来たり、隣に座った女性が水戸の大学の卒業生だったり、妙にいろいろ繋がる。そういう雰囲気なのだ。

 

帰って荷物で散乱した家で寝る。

28日

朝から娘の運動会。

娘は大の緊張しいで、今までお遊戯とか踊れた例(ためし)がないのだけれど、今日は「ポニョ」をばっちり踊れた。僕も、父兄対抗リレーの選手として第一走者で走って見事トップ!チームもそのまま1位でゴール!やたらうれしい。走るのは去年の運動会ぶりだったけど、まだまだ大丈夫みたい。アキレス腱とか切らなくて良かった。

午後からは運動会の打ち上げと僕たちの送別会を同じクラスの方が開いてくれる。クラスのお母さんたちと亜紀はかなり仲良くさせてもらっていて、お別れの挨拶の時に感極まって泣いていた。昼間からかなり飲んでしまい、帰ってからやるはずだった引越しの準備も中止。そのまま寝て、夜8時ごろ起き出し、夜中の3時くらいまでパッキング。ぜんぜん終わらない。

まずお詫びを。

30日に引越しがあり、想像以上にばたばたしてしまい、blogの更新が1週間も滞ってしまいました。楽しみにしてくれていた皆さん、すみませんでした。ようやく、今日の夕方に自宅のネットも開通し、明日からはまた仕事モードに切り替えていきます。

何日か暮らしてみて、新しい暮らしにも少しずつ慣れてきました。

書きたいことも山ほどあります。

blogも徐々に更新していきますので楽しみにしていてください。

それでは。