11月29日 晴れ

午後、最後の大物「ベンチシート」到着。スペースにあわせて特注したもので実際に入れてみるとぴったり!真っ赤!なんかテンション上がる!そして荷物置き用の棚板も到着。これは工事現場の足場として使われていた板で、ペンキがついていたり程よく枯れていたりで味がある。しかもこれもぴったり!

 

テーブルは明日ウレタン塗装
テーブルは明日ウレタン塗装

 その後、昨日に引き続き店内装飾。

このために何年も前からいろいろ溜め込んでいたものたち。どれも思い入れが深くて、それらを飾ると一気に僕の空間になる。

 

明日は1日かけてテーブルの塗装。

そして月曜日からいよいよ試作。

 

レセプションまであと・・・・・7日

グランドオープンまであと・・・12日

trattoria blackbirdでは月一でNEWSを発行していきます。

2008年12月号vol.001が完成しました。

クリックすると大きくなります。

11月28日 雨〜晴れ

午後から保健所の検査があるため、雑貨屋で手洗い用のツメ磨きを購入。といっても基本的にそのままで保健所の検査もパスできるように作ってきたから問題は無いはず。でもなぜか不安になる。なんなんだろう、この感じは。

 

午後から厨房屋さんが厨房機器の試運転に来てくれる。ほぼ中古で入れたから大切な作業だ。どの機器も問題なく動作確認がとれる。保証もついており、かなり安心できる。そういや厨房屋のおっちゃんに「マスター」と呼ばれるのがなんか慣れずにむずがゆい。だって「マスター」ってガラじゃないでしょ、俺。本当にいいおっちゃんだ。

時間通りに保健所の方が到着。特に質問も無く、拍子抜けするほどあっさり終了。明日付けで営業許可が下りる。かなりほっとする。

店にいるといろいろな営業(食材業者、酒屋、清掃業者)がひっきりなしでやってくる。通りを歩く人もかなりの頻度で立ち止まって眺めている。大通り沿いに店を出した甲斐があったってものだ。

しばらく残って店内の装飾をする。一人で音楽を聴きながら壁に額を飾ったりしているとどうしようもなくしあわせな気分になる。レセプションまでいよいよ後1週間だ。日曜日までに店内装飾を終えて、月曜日からいよいよ試作を始めないと。でもこの環境で料理が出来るなんて。興奮でまた熱が上がりそう。

夕飯後はグランドメニューの最終的な詰め。各種業者への発注書作成。

 

レセプションまであと・・・・・8日

グランドオープンまであと・・・13日

11月27日 曇り〜雨

朝起きると熱は下がったようだ。12時間ぶっ通しで寝たおかげかな。

店にアンプとスピーカーを持って行き、i-Podで音楽を流す。ずーっと夢見ていた瞬間。自分の店で好きな音楽を流しながら仕事をすること。

フジオにストックの棚の組み立てをお願いして、銀行と金融公庫へ。いよいよ融資がおりる。

一度家に帰ると完成したオープンのご挨拶とレセプションの招待状がある。とにかくひとつひとつに僕らのこだわりが詰まった封筒、今日明日中に発送。お楽しみに。

 

午後からはひっきりなしに業者がやってきては打ち合わせやら説明やら。

13:00 ビールのサーバーを設置にキリンの方。

14:00 酒屋さん主催のワインの試飲会。

15:00 キリンの美味しいビールの管理のための説明会。

16:00 ワインのインポーターの試飲会。

結局、今日一日で開けたワイン52本!僕とアキとフジオで次から次へと飲んで行く。よく言われることだけど、ワインというものはとにかく飲んでみないとわからない。しかも同時に比較して初めてわかることがいっぱいある。最後の方はさすがに酔っぱらったけど、店の基本になるワインはほぼ全て揃った。あとは営業しながら、少しずつ変えていければいい。

 

レセプションまであと・・・・・9日

グランドオープンまであと・・・14日

11月26日 晴れ

朝、東京で買い付けてきた皿や鍋を店に搬入する。

10時にフジオと待ち合わせてジョイ本へ。とにかく細々とした買い物がたくさんある。たかだか17坪の店を作るのにこんなにものが必要だなんて。

店に戻ると外に金の鳥かごがくっついている。

この看板、設計の岩松さんの大学時代の友人にオーダーして作っていただいたもの。やり過ぎは100%承知。

もう、言うこと無し。

この感動を写真と文章でうまく伝えられなくてもどかしい。10年くらい経って、この看板がいい風合いになるまで店を続けていきたい。

 

15時から乾物業者2社と立て続けに打ち合わせ。雑談がてら、地元の飲食店情報などを教えてもらう。水戸の駅前周辺はやっぱり相当厳しいらしい。

 

業者さんが帰ると、急にフラフラする。帰って熱を計ると微熱。インフルエンザの予防接種をした後から少し調子が悪かったからかな。メシ食って、薬飲んで、ブログも書かずにとっとと寝る。

レセプションまであと・・・・・10日

グランドオープンまであと・・・15日

11月25日

4時起床。厨房屋さんとの約束は5時だったけど、昨日買い付けたものをおろすため少し早めに行く。辺りはまだ真っ暗。ほとんど人通りもなく、別の街のよう。

暗い中、作業はどんどん進む。結局買ったもの。

フライヤー

ガスレンジ(4口+オーブン)

コールドテーブル3台

食器洗浄機

製氷機

冷蔵ショーケース

ワインセラー

大型の吊り戸棚

作業台2台

以上、ほとんど中古。でもきちんとメンテナンスされていて、状態はすごくいい。2ヶ月くらいかけて厨房屋さんが探してくれた上、かなり無理な予算も飲んでくれた。はっきり言ってこの厨房屋さんと出会えなかったらこんなにいろんなことがスムーズに進まなかったかも。

ずいぶん前に納品されていたにも関わらず、ずっと実物を見れなかったエスプレッソマシンマシンも初お目見え。

!!!!!!!!!!!

なんだこれ!すげーかっこいい!

 

この店のオーナーは馬鹿なのか?

シャンデリアより派手なエスプレッソマシン

ちょうど現れたフジオとしばらく眺める。外の歩道からもばっちり見えて、小さいけれどド迫力!早くつかいてー!

 

午後からはテーブルの塗装。昨日カットしてもらった板をサンドペーパーで面取り。最初は手作業でやっていたんだけど、工務店さんが見かねて機械を貸してくれる。さすが機械、早い。フジオが塗装係。結局ペンキはカウンターの天板を塗ったものと同じものを分けてもらうことになり、ペンキが無くなるまで作業を続ける。残りは金曜日に。

厨房機器の搬入が終わると、いよいよ実感が湧いてくる(この台詞、毎日言ってるかも:笑)10年くらい料理をしてきて「どうすればやりやすいキッチンが作れるか」の自分なりの答えがここにある。そう断言できるキッチン。確かにもっと予算があればしたかったことはいっぱいあるけど、今はこれで十分。

早く料理がしたい。

レセプションまであと・・・・・11日

グランドオープンまであと・・・16日

11月24日 曇り〜雨

昼過ぎ、無印へ。無印良品週間中に店のトイレ掃除用品を買いに行く。その後ジョイ本へ。

買ったもの。

テーブル天板パイン材合板3×600×4200を2枚、ウレタン塗装用のペンキ、ハケ、ストックルーム棚1800×1500×450、キッチン棚1500×450×600、トイレ用鏡、バール用棚受け/強化ガラス

テーブル天板を[600×600]8枚と[1200×600]3枚にカットしてもらう。大量に買ったからかなり格安で買えた。

またしても我が家のラシーンは積み荷でいっぱい。トラックが欲しい。でもまだラシーンでよかった。

明日は、厨房機器の搬入日。駐車スペースがないため朝5時から作業。

当然、立ち会う。

 

レセプションまであと・・・・・12日

グランドオープンまであと・・・17日

8日目

7:00

明日の午後には飛行機でミラノに出発だから、実質シチリア滞在最終日。

朝、早起きしたアキがメルカート(市場)で買って来たパニーノが絶品!「魚屋の兄ちゃんが食べてたのが凄いおいしそうで、『それどこで買えるの?』って聞いたら腕引っ張って連れってってくれたんだよ。しかもその場で塊から生ハムスライスして、バゲットガリガリ切った中に入れてくれたの!」とやや興奮気味に話す。「パンに関しては圧倒的に日本の方が美味い」と感じていた僕だが、このパンはパリッとしていてなかなかのもの。生ハムは超薄切りが5枚も入っていて、香りも口当たりも文句無し!これで¥250くらい。いい国だなぁ、イタリアって。生ハムって本当に美味いなぁ。

blackbirdは「魚介と野菜だけ」でやろうと思っていたけど、そこに固執しなくてもいいかもしれない。美味い生ハムが探せたら塊で仕入れて、こんな風に目の前でスライスして出せたらいいな。ベーコンもパンチェッタも自家製で美味いのが作れたらそこから始めてみよう。幸い茨城にはいい豚がいっぱいいるし。

10:00

アルキメデ広場(P.zza Archimede)からバスに乗ってシラクーサ駅付近のバス乗り場まで行く。この前の反省を踏まえて、明日の空港行きのバスに確実に乗るために時刻表をチェックする。出発前からガイドブック等で「バスや列車は旅行者には優しくない」という情報は得ていたが、本当にそうだ。しかも明日は飛行機で、乗り遅れたらそれで終わり。この前みたいにシラクーサに戻ってくるわけにはいかないのだ。

11:00

またバスに乗って考古学公園(7日目地図の左上辺り)まで行く。ずいぶんバスにも乗れるようになってきた。少しずつだけど、成長しているのだ。僕も簡単な挨拶や、買い物の文句なんか言えるようになってきたし。それにしても凄く暑いく、半袖でもいいくらい。

バスを降りると八百屋があり、美味そうなフルーツが並んでいる。どれもつやつやしていて美味そう。特にトマト!

11:30

考古学公園に到着。ギリシャ時代の劇場らしいが、本当にきれい。天気も良く、ちょっと海から離れているから空気も乾いていて気持ちがいい。この劇場で今でも年に何回か古代劇やロックコンサート(!?)が行われているらしい。ちょっとフジロックのグリーンステージを思い出す。

13:30

腹が減っていたが、なかなか昼飯にありつけない。このままだとランチタイムが終わってしまう・・・。もしそうなったらこの国ではまともなご飯は夕食までお預けになることになる。あきらめかけた時に「Trattoria」の看板が!入口の横に女の人が座っていて、「まだ大丈夫?」と聞くとすんなり入れてくれる。20席程度の店内には女性のおまわりさんが1人。絵に描いたような「Trattoria」の雰囲気にちょっと興奮する。こういうところにも来たかったんだ。

ビールとアンティパストミスト、パスタポモドーロとパスタシラクザーナを注文する。ビールは良く冷えていて実に美味い。アンティパストも予想通り(笑)皿からはみ出している。でも美味い。びっくりしたのはパスタ。なんと茹でてオイルを絡めた麺の上に温めたソースをかけただけの「喫茶店スタイル」。今でもこういう店がまれにあるというのは聞いていたけど、本当にあるんだ。パスタポモドーロはその名の通りどこまでも「トマト!」な味。一緒に出てきたチーズはパルミジャーノほどコクがなく意外とあっさりしていて実によく合う。うまいなぁ、これ。パスタシラクザーナはペースト状にしたドライトマトとアンチョビのソースにフレッシュのペパーミントが入ったこれまでに食べたことの無いもの。でもこれも美味かった!トッピングのパン粉がまたいいアクセントになって、素朴なんだけど深い味。

食べはじめる頃には店内はすっかり満席に近い状態に。近所のおじちゃんのグループが何組かと、老夫婦。雰囲気も凄く良くてたまたま入ったけどラッキーだったな。

16:00

そのまま歩いてオルティージャへ戻ることに。結構距離はあるけど、歩くと結構面白いことがあるものだ。明後日の万聖節に合わせて、島は今日から5日間お祭りらしい。夕暮れ時になって街が電飾に彩られていく。僕らが行ったのは18:00前で、まだ人も全然出てなかったから一通りみて一度宿に帰る。今日もずいぶん歩いて、足が痛い。

19:30

昨日のお昼に入れなかったオステリア ダ マリアーノへ。上手い具合にテラスが空いている。やっぱりテラスは気を使わなくていいからラク。とりあえずハウスワインの白を注文。軽く飲みやすい、いかにもシチリアらしいワイン。飲んでると注文してないのに勝手にコースが始まっている。もう今日は流れに任せよう。オステリアだし、目ん玉飛び出るくらい高くはつかないだろう。

1品目「自家製リコッタチーズとガーリックトースト」ふんわり生暖かいリコッタは自家製で、トッピングの砕いたピスタチオがいいアクセントに。あっさりとしているがコクがあり凄くバランスがいい。

2品目は前菜の盛り合わせ。シチリアに来たら絶対食べたいと思っていた「カポナータ(野菜のトマト煮込み)」がある!うまい。他も凄くあっさりしているけど、それぞれの素材のおいしさがくっきりわかるように調理されている感じ。

3品目はパスタ。最初に娘に「トマトソースのペンネ」を持ってきてくれる。特別注文しなくてもこういうことが出来るっていいな。そしてこのトマトソースが絶品。茹で上げたペンネに絡めただけだろうけど、その分シンプルでトマトのおいしさが凝縮されている感じ。

僕のところにはパスタシラクーサ。ペースト状にしたドライトマトのソースに香ばしく焼き上げたパン粉を上からかけたもの。昼のトラットリアでも食べたけど、シンプルでとても美味しい。

アキのところには「リコッタチーズとバジリコのペンネ」。煮詰めた生クリームに湯で上げたペンネ、リコッタチーズ、バジリコのペースト、パルミジャーノ(かそれと同等のコクをもつチーズ)を入れて一気に仕上げたもの(たぶん)。トッピングの細かくないパン粉と砕いたナッツがほどよい食感でとても美味しい。

今までならセコンド(メイン料理)はパスしてきたが、今日は調子もいいし、なにより凄くおいしいからシェアで「スズキのグリル」を注文。これも大当たり。塩、レモン、イタリアンパセリだけで食べるどうしようもなくシンプルな料理だけど、身はふっくらとして柔らかく塩加減も絶妙。イメージ通りの「これぞイタリア料理!」という1皿。

最後に胡麻のおせんべいみたいなものとショウガの砂糖漬け、マルサラ酒が登場。どれも体に良さそうで、マルサラは養命酒のような味で、一気飲み。

最後の最後で当たりのレストランに行けたことで大満足。いい余韻のまま旅の終わりを迎えられそう。

11月23日 晴れ

朝起きると娘の熱が高い。本人はいたって元気で、泊まった岩松さんと楽しそうに遊んでいるけど、大事をとって休日診療をしている病院へ。ただの扁桃腺からくる風邪らしく、熱冷ましの薬をもらう。

午後からグラフィックチームが到着し、店の看板書きの作業に着手。途中、最近こっちに帰ってきた元D&Dショップスタッフのヤスちゃんも来てくれる。なんかこうしていろんな人とひとつの店を作って行く感じがとても好き。

ペンキをガラスに直書きしていくのはかなりの集中力を要する上に、屋外での作業。なかなか思うように進まず結局終わったのはすっかり日も暮れた19:30過ぎ。でも出来上がりは最高!自分の店にこんなものを書いてもらえるなんて・・・。最初に僕のイメージを伝えてから約半年間、グラフィックチームとは可能な限りのアイディアを出し合ってきて、ようやくここまでたどり着いたから感慨もひとしお。

終わった後、ヒロさんのOWLSに行ってお疲れ様会。みんな疲れとシンナーの匂いでぐったりだったけど、本当に楽しかった!

もし、万が一店をたたんだり、移転したりしても、このガラスと看板だけは家宝にして持って行こう。

ゴールドのペンキで

アナログで地味な作業が続く

入口ドアのガラスに手書きのエンブレム

制作時間延べ5時間の力作。お疲れさまでした。

レセプションまであと・・・・・13日

グランドオープンまであと・・・18日

11月22日 晴れ

午前中は家から店へ持ち出しの荷物をパッキング。鍋や調味料ケース等かなりの量。今は家中店のもので溢れているけど、店が始まったら逆に家は空っぽになる。

 

お昼を食べて、先日の買い出しで手に入れた照明とシャンデリアを持って現場へ。カウンター天板の塗装がちょうど終わったところで、凄くいい感じ。さっそく持ってきた照明を取付けてみる。うん、素敵!

 

16時に岩松さんが到着。たまたまチャリで通りがかったフジオも一緒に現場を確認。小さな修正点はあるけど、大きな問題は無し。

 

岩松さんは今日は我が家に宿泊。家に行く前に2人でジョイ本へ。ペンキを購入。

明日、いよいよ店のガラスにエンブレムが入る。

 

レセプションまであと・・・・・14日

グランドオープンまであと・・・19日