1月29日 雨

今日の魚介…あさり/ハマグリ/真鯛/スズキ/ホタルイカ/マツバガニ。
なかなかの充実ぶり。冬本番であり、少しずつ春らしくもあり。

blackbirdに美味しい有機野菜を送ってくれている久松農園のブログ「畑からの風だより」が熱い。

http://kazedayori107.seesaa.net/

久松さんのことは愛読している料理通信で知ったのだけど、かなり理詰めで農業をやってらっしゃる方。ブログもマメに更新されて、内容も面白く、本当に勉強になる。僕が久松さんを好きな理由は、

「まず疑ってかかること」

をきちんとしていることだ。

「芋は切り口を下に,目が出る方を上にして植えると発芽が早い」

らしいがそれは本当か?なんて普通考えるか?でも彼は考え、無駄をどんどん削ぎおとしていく。なぜなら広大な土地をほぼ一人で管理しているから、余計なことをしている暇はないのだ。

ジャンルは違えど、僕の料理も一緒だ。

「どうしたら一人でキッチンを回せるか?」

そして、きちんと利益を出すにはどうしたらいいのかを本気で考えているところも素敵だと思う。

1月28日 晴れ

ランチはそこそこ。後半落ち着いたので、アキを早めにあげて、近所の国際交流センター(そう、blackbirdの近所には芸術館だけじゃなくそんな素敵な施設もあるのだ)に営業に行ってもらう。アキは英語学科卒で、かなりの言語オタク(失礼:でも間違っていないと思う)。前々から興味津々だったからただ行くだけでもきっと何かいい成果があるはず。

一時間後、アキがやや興奮して戻ってくる。

「国際交流センターに常連のTさんとSさんが偶然いて、うちの店のことをみんなで話していてくれたところに出くわしちゃった!来週の水曜日、みんなでランチに来てくれるって!あとセンターの外国人の先生達もみんな行ってみたいって言ってるって!」

行ってみるものである。

16時過ぎ、休憩しているとお客さんが入ってくる。
見ると外国人。

「Espresso」

緊張するフジオ。

おそらく、フランス人。女性。たぶん30代(間違ってたらごめんなさい!)。お洒落でセンスよさが全身からにじみ出ている。

僕らは、うれしさに発狂しそうだ。

いよいよ来たと。
ここまで口コミが広がったんだと。

フジオは英語がしゃべれないことを気にしているようだが、そんなのどうでもい。キミはエスプレッソで会話しなさい!

ディナー。あまりの暇さも手伝って、黒板メニューがかなり充実している。

今日の黒板

本日の前菜

・パンチェッタとゆり根のフリット
・白魚のイタリアンオムレツ

本日のパスタ

・トリッパとナスのトマトソース フジッリ
・和牛ほほ肉のラグー 自家製フェットチーネ
・ハマグリ、アサリ、ヤリイカのペペロンチーノ

本日の魚料理

・イトヨリと魚介(アサリ、ハマグリ、ヤリイカ)のトマト煮込み

オープンしたての頃より、ずいぶん季節感を出せてきたと思う。そして、これ以外に定番メニューが約30品目あるのだ。まったく、我ながらよくやっている。

ラストオーダー間際、マッサージ屋シラトリさん、芸術館モリヤマさん、近くのアート系専門学校の先生達、ライトハウスでライブを見終えたお嬢さん達がどどどっと入って来て一気に忙しくなる。

やっぱり忙しいっていいな。

1月28日 晴れ

ランチ後のアイドルタイムに食材業者の営業のAさんが来てしばらく雑談。

僕「最近、どうっすか?」

A「いや〜本当に駄目。毎年1、2月はひどいけど、今年は異常」

・・・。

やれやれ。

そんな異常事態の時に店を出したんだ。まいったな。

 

夜もヒマ。ヒマすぎてフジオと「ロックな生き方」についてくそ真面目に話をする。僕は最近のロックはほとんど聴かない。僕の耳(感性)が鈍ったのか、ロックが死んだのかは分からないけど、グッとくるものがほとんどないのだ。「あぁ、あれね。いいよね」程度じゃなくて、もう全てを投げ打って聴くような音楽を見つけられずにいる。僕が青春時代を過ごした90年代後半は違った。大学生だった21〜22歳頃、Fishmans/thee michelle gun elephantに夢中で、東京であったライブはほとんど全部見ていた。新譜が出たら発売日の前日にどこで買えるかを調べて、その日のうちに30回くらいぶっ通しで聴いたり。今後、僕の前にそんなバンドが現れるのだろうか?

70年代に生まれたらよかったのに。

とたまに本気で思う。

1月26日 晴れ

市場は今日も寒い。気温だけじゃなく、市場全体の売上も年が明けてからはかなりよくない状況らしい。

 

ランチは大盛況(って毎日書いてますね)。どうやらすっかりランチの店のようだ。出だしとしては悪くない。利益に繋がらないのも今はじっと我慢。ディナーがヒマでもランチがコンスタントに忙しければ食材のロスが出ないし、店の宣伝にもなる。blackbirdみたいな店は特に、お客さんが入ってなんぼ。立ち飲みでも、エスプレッソ一杯でもいいから立ち寄ってもらえる工夫をしていかないと。

 

そしてディナーはヒマ(これも毎日書いてますね:笑)。立ち飲みで2組4名様、お食事で1組2名様だけ。これだけ客が来ないと本気で「外の世界で何かが(例えば同時多発テロみたいな大事件)が起きてるんじゃないか?」と思えてくる。今はじっと我慢。まだ始まったばかりじゃないかと自分に言い聞かせる。9時過ぎにはノーゲストになったので、片付けを後回しにして同じ町内のオステリア「リングラツィオ」にお邪魔することに。オープンして何日目かにここのシェフに来ていただいて、僕らも行かなきゃと思っていたんだけどなにぶん営業時間と定休日がほぼ同じ。こんな時じゃないと行けないからね。はっきり言ってblackbirdにとってはライバル店。またまた多少の気負いを持って行く。単価はうちよりは若干高め。でも注文したもの全部が美味しくて、本当にレベルが高い。いや〜、勉強になるなぁ。シェフもとってもいい感じの方。そりゃライバルっちゃライバルだけど、こういう店があるって凄く刺激になる。自分の足りないところと足りているところが浮き彫りになる感じ。ごちそうさまでした。またお邪魔しますね。

 

最近知ったんだけど、blackbird周辺はここ2年ほどイタリアン出店ラッシュだそうだ。いろいろな業態の小さな個人店が何件も出来ていて、競争もかなり厳しい。でもライバルがいてよかった。緊張感の中で仕事が出来る。その中でうちが生き残って行くためになにが出来るかを今まで以上にきちんと考えないと。

 

帰って、この前芸術館から依頼された文章について考える。芸術館が友の会(メンバーズクラブ)宛に発行している会報誌「TOWER」に「水戸芸術館によって、生活スタイルや人生の楽しみ方が劇的に、大きく変わった人たち」というテーマで文章を書くことになったのだ。選んでいただいてもの凄く光栄だし、友の会に加入するようなコアな芸術館ファンに宣伝出来るまたとない機会。でも気負わずいつもの調子で書きたいな。どんなに気負っても僕は僕でしかない。大きく見せようとか、よく見せようとかはもういいや。リアルでいることの方がずっと大事だ。

1月25日 晴れ

定休日。昼前に起きる。

今日はblackbird connection(blackbirdに関わってくれている専門家)で、グラフィックデザイナーの中山君と手塚さんが来水してwebサイトのリニューアルとオリジナルグッツの打ち合わせ。せっかく2人が来てくれるからということでフジオも呼んでホームパーティー的にblackbirdで食事をすることに。定休日に仕事みたいになるけど、結局僕はこの店にいることが大好きなのだ。そして、この店で親しい誰かがくつろいでくれているのを見ると心から喜びを感じる。ワーカホリックと言われればそれまでだけど、要は幸せ者なのだ。

 

料理は基本的に残り物。ワインもグラスワイン用に空いていたものをみんなで少しずつ。でもそれだけで僕らは十分に幸せ。

 

中山君にグラフィック周りのことをお願いしたのは確か去年の5月頃だったと思う。もともと音楽好き(マイブラ、レディオヘッドとか)で、CDあげたりもらったりするうちに仲良くなった。例によって「絶対音楽至上主義」な僕は、中山寛個人に「個人的な思い入れで」僕の店のグラフィック周りを手伝って欲しいと無理なお願いをした。結果彼から「自分のプライベートな時間内でしか出来ないけど、それでもよかったらお手伝いさせてください」との返事をいただく。そして、同じく元同僚でグラフィックデザイナー(というか今はもっと幅広くいろいろやっている)の手塚麻美さんと「グラフィックチーム」としてデザインの視点から店作りに協力してもらっている。特に去年の後半はただでさえ忙しいのに、休日や深夜を使って決定的な作業をしてくれた。僕としては感謝のしようがない。blackbirdの店としての完成度の高さ(って自分で言ってりゃ世話ないけど:笑・・・。でも本当に自信を持ってそう思う)は彼らの努力の賜物なのだ。

 

まずはwebサイトのリニューアル。blackbirdはお金をかけて広告を打たない代わりに立ち上げ初期からwebサイトにかなり力を入れてきた。このブログの更新などその最たるもので、ここまでやっている店はそうないと思う(ふつう寝るよ)。そしてその価値をさらに高める為に現時点での問題点や改善点などをあげ、より分かりやすく、使いやすくするための話し合いをする。提案してくれたデザインは本当に文句無し。もうちょっと時間はかかるだろうがかなりいいものが出来そう。

そしてオリジナルグッズの制作と販売について手塚さんを中心にアイデア出し。手塚さん、もの凄く楽しそう(笑)生き生きしてるし。

「オリジナルのロゴやフォントを使ってグッズを作り、店内やWEBを使って販売していく」

というところまではどこでもやってるし特に目新しいことはない。でもそこはblackbird。詳しくは出来上がってからのお楽しみだけど、かなり面白いことが出来そう。プロジェクト名は

「blackbird market」(命名:フジオ)

イメージ的な広がりを持つなかなかいい名前。

お店をやるって面白いな。

なんでも決めていい自由さを持つって素敵なことだな。

 

先日来てくれたLIFEのDIARYでblackbirdについてちょっと書いてくれています。

相場さん、山下さんありがとうございます。またお邪魔しますね。

1月24日 雪

市場から戻ってくると、パラパラの雨が雪に変わっている。しかも結構本降り。この辺は年に2度くらいある種義務的で、投げやりな降り方をする。なんでだ?照れてんのか?

ランチはこんな天気の割には結構お客さんが来てくれる。というかかなり賑わっている。外は寒いけど、中はポカポカでなんだかいい雰囲気。ラストオーダーをちょっとまわった頃、D&Dの鈴木さんと息子のコタが来水。もう他にお客さんがいないから貸し切り状態。コタはうちの娘と同級生なのにもう20キロもある!らしい。いや、でかいよ、それ。ちなみにうちのは15キロ。それでももう抱っこするには重すぎる。そしてさすがによく食べる。そして元気!帰り際「今度ねぇ、コタが料理作ってあげるよ!」との捨て台詞を残していく。頼もしい。

 

ディナー。雪は止んだけど、相変わらず寒い。

僕の父母が来店。去年まで年に2回会えばいい方だったのに、最近はほぼ毎週のように顔を合わせている。店を出すのにずいぶんと心配や苦労をかけてしまったけど、家族の絆はずいぶん深まったように思う。疎遠になりかけていた親戚のおじさんやおばさん達も、なんだかんだよく来てくれる。うれしいし、ありがたい。

不思議なことに父は最近ワインをよく飲んでいる。もともと酒は大好きで、これまではビール/焼酎/日本酒のみだったが、blackbirdに来るようになってから変わったようだ。

1杯目:ハイネケン   :サーモンとオリーブのサラダ

2杯目:白トレビアーノ :ハマグリ、アサリ、カラスミのペペロンチーノ

3杯目:赤サンジョベーゼ:和牛ほほ肉のラグー 手打ちのフェットチーネ

注文の仕方もなかなか見上げたものである。酒飲みの勘なのか、勉強してるのかわからないけど。そのうち

「じゃあ今日はとりあえず泡で」とか

「これはなかなかマリアージュするねぇ」

とか言うんだろうか?マリアージュって・・・。ヌマタトシカズ・61歳。還暦にしてワインに目覚めるんだろうか? いや、ないな。でも美味そうに飲んでいるからわからない。

 

ラストオーダーが終わってホッとしていると、おっちゃんが一人入ってくる。

「まだ大丈夫?パスタが食べたいんだけど・・・」

「もちろん大丈夫ですよ」

急いでパスタ茹で用の鍋に火を入れる。

「いや〜、遅くに来ちゃって悪かったね。でも断られたらどうしようかと思ってたんだよ。実はオープン前の工事してる時からずっと気になっててね、ようやく来ることが出来たんだよ」

カウンター越しに話す。店内はもうおっちゃんだけだ。水戸に来て6年目。単身赴任。出身は関西。今日は昼間ゴルフをしたけど、雪がひどくてハーフであがったんだそう。

注文はトレビアーノダブルッツォとハマグリ、アサリ、カラスミのペペロンチーノ。最近のおじさんはなかなかマリアージュというのを分かっているらしい。

「この白ワイン、なかなか美味いね。僕はワインには全然詳しくないんだけど、これが美味しいというのは分かる」

そしてパスタを塩ラーメンかざるそばかのように大きな音ですすり、美味そうにワインを飲み干す。凄い美味しそうに食べてくれるから、残っていたフォカッチャをプレゼントすると、パスタの皿に残った汁をまるで洗ったかのようにきれいに拭って食べてくれる。

「帰ったら洗濯物干さなきゃ。出てくる前に洗濯機回してきたんだよね。いや〜、美味かった。いい店だね。また来るね」

フジオ「素敵な帽子ですね」

おっちゃん「だろ?」

滞在時間25分。おっちゃんは不思議な余韻を残し、風のように去って行ってしまった。

たったこれだけのことなのに、僕の心ははうれしさに破裂しそうになる。また来てくれるかな。来てくれるといいな。

来てくれるお客さんの日常にとけ込んで、生活にほんの少し「充実」や「楽しさ」をプレゼント出来るような店でありたい。些細なことかもしれない。でも些細なことの積み重ねで人生は出来ていて、それをおろそかにしないことが本当の豊かさだと思う。

1月23日 晴れ

市場から店に戻る時、前を走っていたトラックに書かれていた言葉。

「春夏秋冬

 どうせ来るなら

 冬よ

 先に来い」

そうだよな〜、いいこと言うよなぁ〜。

今日は料理¥3500の「blackbirdコース」のご予約が入っていて準備にかなり必死。週末でかなりバテていたけど、ぜんぜんそんなこと言ってられない。

結果はまずまず。他にも近所のお勤めのお客様が団体でいらしたり、週末らしい週末。売上的にもまずまずかな。

 

blackbirdのメインの商品はパスタだけど、リピート率No.1の商品は実は

「ハマグリ、押し麦、ひよこ豆のスープ」

である。僕自身、オープンの前の試作でこのスープにはかなり手応えがあった。こんなにあっさりしていてこんなにインパクトのあるスープは他にはないと。オープン後、存在の地味さからか最初はほとんど出ることが無かったが、じわりじわりと出始め、今や来ると必ず「これとフォカッチャ」というお客様もいらっしゃる。もう一種類のスープ「10種野菜のミネストローネ」もかなり出ていて人気があるが、やっぱりインパクトではハマグリに軍配が上がる。特に文系女子に絶大な人気を誇っている(笑)

blackbirdはある人にとっては「スープ屋」でもあるのだ。

1月22日

朝、市場市場に行くといた!車エビ。55尾。決して安くはない。箱の中を見せてもらうと半分透き通った殻のエビが動いている。最近の暇さだと全部出ない可能性があるけど、もう心は決まっている。

「一箱ください」

「ありがとうございま〜す!」

「ちなみに、どんな人が買うんですか?」

「主にお寿司屋さんですね」

「・・・。寿司屋。」

 

他にアサリ、ハマグリ、きんき、ヤリイカ。

 

ランチはやっぱり忙しい。かなり定着してきた感じが伝わってくる。でもバタバタするわけでもなく、程よい。

 

ディナー。

生きているエビを背開きにする。手でつかんだ時点で凄い暴れるから氷水のボールにつけて黙らせる。包丁をぐぐっと入れるとつかんでいるエビの体がぐっと緊張する。ちょっとグロテスクな話になってしまうが、半分になってもしばらくは動いている。

「僕は動物を殺すことを仕事にしている」

いくら仕事とはいえ全然慣れない。はっきり言ってこっちも苦痛だ。でもとにかく圧倒的な新鮮さで、甘みがあって美味い。

20時頃、連絡していないのに「大のエビ好き」妹のユウが来る。なんでわかったんだろ?

1月21日 曇り〜雨

ランチタイム。オープン後すぐ、近所でマッサージ屋さんをやっているシラトリさんが世界一の評価を受けたコーヒー豆「エル・インヘルト」を飲むためにご来店。実は何日か前にこのブログで発表して、すぐに売り切れるかと思いきや、ぜんぜん反応がなくてどうしたものかなと思っていたところ。「僕らが楽しむために仕入れた豆だから、ぜんぜん自分たちで飲んでも構わないんだけどね」とか言いながらもやっぱり腑に落ちない。

なんだかな。

お客さんのいない店内、BGMはシガーロス。

フジオ「どうっすか?シラトリさん」
シラトリ「・・・豊かな時間をすごせました」

もうね、この一言で十分。ありがとうシラトリさん。今度マッサージお願いします。

その後はかなり忙しく、ちょうど2回転。ここ数日ランチは大盛況。

 
ディナーはぜんぜん駄目。もう我慢するしかない。ランチがどんなに忙しくても利益はほとんどない。それでもとにかくいいものを作りいいサービスをするしかない。いつかこのお客さん達がディナーにも来てくれるはず。

 

さて、僕らがブログを書く理由(2)。

理由その1。東京の友達へ近況を報告するため。

D&D周りの個人名がたくさん出てくるのはそのためだ。かなり個人的な手紙を書くような気持ちで毎日書いている。

理由その2。店のことをよりよく知ってもらうため。

これは分かりやすく言うと広告宣伝のため。blackbirdはオープン前からお金がが発生する広告をしないと決めていた。媒体を使わなくても僕らは既にこんなにお客さんを惹き付けることが出来るメディアを持っている。

理由その3。全ては物語のために。

D&Dに入る前、過去4年分のナガオカ日記を全部プリントアウトして一気に読んだ。そこにはナガオカさんがたどってきた苦労や楽しかった思い出が赤裸々に綴られていた。面白くて一気に読んだ後、「僕も店をやったら絶対に自分の日記を公開しよう」と思った。

ちょっと前に芸術館ヤマモトさんからこんなメールをいただいた。

「blackbirdのブログに自分の名前が登場したとき、blackbirdという物語の登場人物になったような不思議な気持ちがした」

blackbirdはもうすでにひとつの物語を紡ぎ出している。

今後、新しく入るスタッフにもこのブログに書かれた物語を共有して欲しい。僕らがなにに戸惑い、なにに躓き、なにに喜んだかを知ることは決して無駄なことではないと思うのだ。

1月20日 晴れ

ランチ。昨日に引き続き大盛況。最近は様々な年代のお客さんが来てくれるようになった。

「理想とする客層に年代を問わない」

が最初に掲げた目標だから狙い通りだと言える。ここは東京じゃない。若者だけを相手にしていて商売が成り立つほど地方都市の経済状況は良くない。増してやお金を持っていて、時間にゆとりがあるのは年配の方の方が多い。僕らと同世代だけじゃなく、年配の方でも自然に入って来れる雰囲気を作りたくて内装もシックで落ち着いたものにしたつもり。お金もそれなりにかかっている。

 

ディナーは全然ダメ。火曜日は結構駄目な日が多いのかも。

芸術館ヤマモトさんから芸術館関連のちょっとした仕事を依頼される。うれしくって即OKする。光栄です。

 

「ブログをやっているんですが、写真をとってもいいですか?」という方が多い。blackbirdも水戸のブロガーにちらほら取り上げていただいているようだ。自分でもやっているからブログって便利だなぁと思う反面、なかなか怖いなぁと思う。確かにお客さんがどう感じたか、blackbirdがどういう評価を受けているのかは気になるけど、僕は検索までして知らない人のブログを見ることはしていない。

じゃあ僕はなぜブログを書いているのか?

最初のきっかけは東京の友達へ近況を報告したくて。だから未だにD&D周りの個人名がたくさん出てくる。

 

(だめだ、眠い。続きは明日で)