お待たせしました!
世界一の珈琲豆、エル・インヘルトが本日入荷しました。
どこがどう世界一なのかは雑誌「一個人」と丸山珈琲・丸山健太郎さんのブログをご覧ください。

trattoria blackbirdでは下記のとおりお楽しみいただけます。完全に早い者勝ちですので、飲んでみたい方はお早めにご来店ください。(メール等でのご予約は、行き違いがあってもいけませんので、今回はお受けできません。すみません。ご来店いただいた方優先とさせていただきます。)

◆価格:1200円

フレンチプレス1個あたりの価格です。2杯とれます。一人で2杯堪能するもよし、二人で分け合うもよし。または何人かでまわし飲みもありです。ご自由に。ただし、1グループにつき1個のオーダーに限らせていただきます。

◆入荷は200gです。

◆次回入荷は2月末くらいの予定です。

ちなみに、早速3人で飲んでみました。美味しいです。開封したときから豆の香りが違う。長く続く甘い余韻が幸せな気持ちにさせてくれました。まさにエクセレンス。極上の体験です。こういうのが美味しいコーヒーなんだということを知れただけでも貴重な時間でした。本当に丸山さんに感謝です。コーヒーを愛するすべてのお客様とこの気持ちを分かち合いたいものです。でも200gではそうもいかないので、ご希望の方はお早めに!


1月9日 雨〜雪

朝起きると雨がパラパラ。予報では雪になるらしい。

市場は巨大な冷蔵庫みたいな寒さ。駐車場も空いていて、閑散とした雰囲気。いつもの魚屋に行くとお兄ちゃんが待ってましたとばかりに「沼田さん、いいのがありますよ」と声をかけてくる。あ、その箱。車エビだ。沖縄から空輸で届いた活車エビ40尾。箱の中を見せてもらうと当然生きている。今日は金曜日。金、土の2日間で売り切れるか?ロスになったら?と一瞬迷うが、実は心は決まっている。車エビだもん。トマトクリームソースを手打ちのフェットチーネにするしかないじゃん!味見するのが密かな楽しみじゃん!というわけで1箱、40尾お買い上げ。上手い具合に4名様、11名様にご予約いただいている。こんな寒い日に雨の中いらしていただけるのだ。大盤振る舞いでもなんでもいい。食べてもらおう。

店に着いてお隣の木村屋さんでクリームパンを買う。木村屋さんのパン、2日に1個は食べている。何しろ安い(1個¥100)、そして美味い。創業80年は伊達じゃない。店のお兄さん(僕らは「木村屋の若旦那」と呼んでいる)もよくエスプレッソを飲みにきてくれる。ジャズとコーヒーを愛する素敵な方だ。 

ランチに近くでカフェをやっているPICOのオーナー小峰さんが来てくれる。小峰さんも凄く素敵な方。僕の周りにはなぜかいつも素敵な大人が多い。

 
夜は予約で大賑わい。途中忙し過ぎてなかなか思うように料理が出ない時間が続いてしまう。それでも今日はあらかじめ前菜とパスタだけ決めていただいていたからなんとか対応出来た。

そして4名様には初めてのコース料理をご提供。
 お一人様¥3500
食前酒
前菜6種盛り合わせ
フォカッチャ
本日のパスタ
本日の魚料理
ドルチェ盛り合わせ
カフェ

今の僕らができることを全部つぎ込んだ内容。

今後のためにもコースやパーティーニューを充実させて行くのが大きな課題だ。


1月8日 晴れ

例の丸山珈琲のコーヒー豆、今月末入荷します。少々、というか目ん玉飛び出るくらい高価な豆ですが、ぶっちぎり世界一の豆。200グラムだけ予約しました。詳しくは入荷日が決まり次第ブログにて。それにしても、丸山さんって、本当に素晴らしい。日本のコーヒー文化をぐいぐい引っ張っていっている。

 

夜も、ヒマ。

明日は予約でいっぱい。雪が降るらしいけど、買付け行けるのかな。

 

こんな時間までブログ書いてないで早く寝なきゃ。


1月7日 晴れ

朝起きると喉が痛い。まずいな。今や、風邪もひけない。薬を飲んで、梅醤番茶で体を温める。

店に行って、DDD大下さんに電話。D&FARMで作っている野菜をblackbirdに送ってもらえないかの交渉をする。僕も昨年何度か耕しに行った畑。ナガオカさんのご両親がとっても美味しい無農薬野菜を作っていて、自分の店が出来たら絶対使いたいと思っていたのだ。あと、元同僚で今長野の穂高養生園でがんばっている大沢さんのところからも野菜を送ってもらえることになりそう。

・茨城県土浦市 久松農園
・千葉県勝浦市 D&FARM
・長野県 穂高養生園
の3つの畑から野菜を届けてもらい、足りない分を水戸の公設市場から買付けてくることになりそう。楽しみ。

昼は暇。なので、とにかく試作。野菜たっぷりのイタリアンオムレツ。柔らかく煮たタコのマリネ。DDDの時にも出していた豚バラ肉のコンフィー。フジオはカフェグラニータコンパンナ(エスプレッソのシャーベット、ホイップした生クリーム添え)を完成させた。それはそうと、ティラミスをお褒めいただくことが多いのだが、理由は簡単。エスプレッソが美味いから。丸山珈琲の豆で、フジオがおとしたエスプレッソをたっぷりしみ込んだスポンジを使ったティラミスがまずいわけがない。僕は毎日品質チェックのため(笑)に食べているけど、1ヶ月食べ続けても全然飽きない。新作パンナコッタもご好評いただけている。手応えは、ある。

 

ディナーもヒマ・・・かと思いきや、7時半過ぎから一気に満席に。ひゃー、うれしいけど、いっぱいいっぱいだわ。たくさんの常連さんと新年の挨拶をする。blackbirdに戻ってきてくれたんだって独りでうれしくなる(って別にどこに行っていたわけでもないんだろうけど・・・)。ラストオーダー後、芸術館ヤマモトさん、カワシマさん達と少々立ち話。

ようやく、一年が始まったって感じがする。


1月6日 晴れ

朝、市場で芝えびを発見。どうやら入ってくるのはかなり珍しいとのこと。ここのところ使えそうなエビが見つからなかったからパスタ用に迷わず買う。そして、お店の人が勧めてくれた「平スズキ」も買ってみる。全長45センチ。グリル用に。

ランチはまたしてもヒマ。終わりの頃に何組か入って来て、その中の男女と接客中のアキが話し始める。アキは結構お客さんと話をする。ここのところ自分が飲食の経験があまり無いことを気に病んでいたが、そんなことは気にしなくていい。まずは楽しんでもらいたいという気持ち。あと、笑顔。基本的なことをどれだけ真剣にやれるか。そしてそれさえ出来れば、どうにかなる。

見ていると、なにやら名刺のような物をいただいている。

「D&D山形プロジェクトの方だよ」
「山形?なんで?」

そう。僕が以前働いていたD&DEPARTMENTは今47都道府県にD&Dを作ろうという「NIPPON PROJECT」を展開中。その山形県の主催者の方達がわざわざ訪ねて来てくれたのだ。ちょうど、ランチタイムが終わったので長々と話をしてしまう。D&Dのこと、店作りのこと、blackbirdのこと。

話が終わって厨房に戻るとアキが

「なんか酔っぱらったみたいな顔してるよ」

と言う。そう!アドレナリンで酔っぱらってるのだ、完全に。僕を訪ねてはるばるやって来てくれる方とこうして話が出来て、こんなにうれしいことはない。

コロンのハギワラさん、カワカツさん、わざわざありがとうございました。D&D山形が出来たら必ずお邪魔します。

ディナーも暇。

芸術館のスタッフの方が食べに来てくれて、助かる。

帰るとリビングにタンバリンが。娘用にアキが無印で買った物だ。ちなみに3歳の娘、ピアノ(おもちゃだけどkawaiのピアノ)、トンボのハーモニカ、木琴(本物と同じ材料で作ったというもの)。英才教育とはこのこと。

書きたいことが山ほどあるのに、上手いこと表現出来ないのがもどかしい。


1月5日 晴れ

新年初日。

朝、青柳の市場へ。

年始1発目だからもっと混んでいるのかと思いきや商品も少なく、いつもの活気が無い。

最近変えたこと。

那珂湊へ毎日行くのは無謀と判断し、昨年末から水戸公設市場内の吉河さんで魚を買っている。

那珂湊は確かに安いが、一つ一つの単位が大きいから、僕のところのような小さい店にはなかなかむずかしい面もある。その点吉河さんは小さい単位でちょこちょこ買えるのがいい。

そして、営業は想像通りヒマ。


1月4日 晴れ

10時頃起きる。またお節。12時頃実家を後に、直接店へ。ティラミス、ガトーショコラ、パンナコッタの仕込み。フジオもサングリアなんかを仕込みにくる。

4時過ぎ、みんなで東照宮へお参りに。商売繁盛のご祈祷をしてもらう。

5時過ぎ、フジオのカミサンが働いている店を冷やかしに。

6時、アウルスで新年会。死ぬほど食う。なに食っても美味しい。


1月3日 晴れ

昼過ぎ、起きる。すぐビール&お節。昼寝。姉夫婦と甥っ子が来て夕飯。蟹鍋&ビール&ワイン。一年分のテレビを見る。


1月2日 晴れ

昼過ぎ、店へ。

今日だけはネジを巻いてドルチェの試作。料理は専門だからどうにでもなる(応用が利く)けど、ドルチェは完全に専門外。まとまった時間が取れるこういう時に少しでもレパートリーを増やしておきたいのだ。

「blackbird?料理はまあまあだけど、デザートがイマイチよね」

「コーヒー美味しいのにもったいないよね」

とか絶対言われたくない!まぁ僕は大の甘党。作るのも少しは慣れてきたし、味見するのが楽しくてしょうがないから仕事という感じではないけど。

お題はベタだけど「パンナコッタ」

結果は上々。年明けからメニューに載ってるので、よかったらどうぞ。

 

夕方、その足で常陸太田市の実家へ。とりあえず、blackbirdがそこそこ忙しいことに父も母も少しは安心してくれているよう。

みんなで乾杯してお節料理&寿司&ビール。

その後、フジオに借りたフジロックのDVDを見る。時折流れる97年(第一回目)の映像に涙する。

ここで問題。

僕とフジオの共通点とは?

 

答え→フジロックに生涯を捧げている

 

フジオはここ3年くらい毎年参加。しかも、フジロックのために仕事を辞めたこともあるなかなかロケンローなオトコ。

僕は97、98、2001、2003年の4回参加(仕事が休めりゃ毎年行ってるはず)。特に、第一回目の97年に参加したことが僕の人生にもたらした影響は尋常じゃない(この話、いつか書きますね)。ヌマタケンイチ、当時20歳。人生の最も重要な時期にあんなもん見たらそりゃ人生狂うわ(もちろんいい意味で)。そしてその事に関して1ミリも後悔してない。ある意味、毎年何の気兼ねなくフジロックに行くために独立したようなものだ。そうじゃなきゃ、いくら好きとはいえ、こんなキツい仕事もたないっての。
年に1度、浴びるようにして1年分の音楽を聴く。

というわけで、無事今年も開催決定したフジロックにtrattoria blackbirdチーム、参加します。

早割とらなきゃ。


9日目

8:00

今日でシラクーサを離れ、ミラノへ。

朝、またメルカートで生ハムのパニーノを買ってきて(一度ハマると何度でも食べたがる僕)白ぶどうとbarでテイクアウトしたカプチーノで朝食。

アキはゲストノートに想いを綴っている。本当にほんの何日かだけど、思い入れの固まりみたいな部屋。

9:00

Akiさんから電話。「収穫したブドウを絞りにシラクーサの近くまで来ていて11時頃そっちに寄れそうだから」とのこと。僕 らのミスでソリッキャータまでたどり着けなかったのに、そのことを凄く気に病んでくれていて申し訳ない。でもフランクに会える最後の機会。凄くうれしい。

11:00

宿の近くのBarでAkiさん達と再会。お土産にフランクの作ったワイン「Rosso di Contadino」をいただく。フランクは、イタリア語/フランス語/英語/ベルギー語(母国語)/ドイツ語を理解し、ワイン業界では「自然派ワインの奇才」と呼ばれているらしい。でも本人は至って物静かで雰囲気のある人。僕もつたない英語で他愛のないことを話す。フランクが以前大阪に住んでいて、某アウトドアショップで働いていたこと。カヤックが大好きでよく四国に遊びに行っていたこと。シチリアの交通事情の悪さ。彼の英語はとても流暢で分かりやすかったにもかかわらず、僕は相づちをうつくらいしか出来ない(かろうじて意味は通じた)。もう少し、気の効いたことが言えなくてもせめてもう一言言葉が出てきたらよかったのになぁ。ワインの蘊蓄はわからないにしてもせめてもう少し質問出来たらよかったのになぁとつくづく思う。でも会えて良かった。フランクとAkiさんの手は今さっき潰してきたであろうブドウの汁で紅く染まっていた。いつかエトナ山を訪れよう。

12:00

エンゾに鍵を渡しに行く。エンゾはものすごく寂しがってくれて、「また是非来いよ」と言ってくれる。エンゾがいるならまたシラクーサに来てもいいな。ドアもずいぶん上手に開けられるようになったし。

13:00

無事、バスに乗れる。この国ではバスに乗ることすらままならないのだ。流れる景色が感傷を誘う。本当にいろいろなことがあった。きっと僕の今後の人生にこれ以上無い影響を及ぼしてくれるんだろう。

14:00

カターニア空港に無事到着。格安航空券のeasyjetで一路ミラノへ。飛行機から見たエトナ山はとても大きく、フランクとAkiさんがあの麓の厳しい自然の中ワインを作っていると思うとなんとも言えない気分になる。そしてちょうど見えた夕焼けがあまりにもきれいで、アキは写真を何枚も何枚も撮っていた。

17:00

ミラノ、マルペンサ国際空港に到着するとあまりの寒さにびっくりする。そりゃそうか、沖縄から北海道に来たようなものだ。雨が降っていてよけいに寒い。プルマン(高速バス)でミラノ市街地へ。

18:00

ミラノ中央駅到着。より激しく雨が降っていて寒いし荷物は重いし、娘は寝てるし最悪。バスの中でアキがフィンランド人の紳士と英語で話をしている。紳士はミラノに住む娘に会いにきたらしい。馬鹿みたいな言い方だけど、旅っていいなと思う。お互いに単なる暇つぶしかもしれないけど、横に座ったたった何分かを共有する。その後連絡先を交換したりもしないのも分かってるけど、「Have a nice trip! Good luck!」と言い合う。それだけだけど、なんかいい。

19:30

初日と同じホテルにチェックインして、初日に食べに行ったピッツェエリアに行くが満席。しかも45分待ちだそう。やっぱり美味しいところはどこでも流行るのだ。仕方ないから適当に歩いて近くにあったピッツェリアに入る。なんと言うかテキトーな感じ。

22:00

移動に疲れて寝る。