オーナーシェフの一日。
8:00 起床〜10分後には車に乗って市場へ
8:30 魚、野菜の買い付け
9:00 店へ〜となりでパンを買い、タグチのいれたエスプレッソで朝食。
すぐランチの仕込み。
11:30 ランチ開始。
14:00 ランチ終了。自分の賄いを作り、さっと食べる。
休憩(予約が入っていたり、仕込みが多い日は食べたらすぐに仕事)
15:00 ディナー仕込み。来店された常連さんとちょっと会話。
18:00 ディナー開始。この時点で全ての仕込みが終わっている日は
ほとんど無く、以後も継続して仕込み。
22:00 ラストオーダー
23:00 閉店(この時間にきっちり閉店することは稀)
閉店作業、発注業務等。
25:00 帰宅。風呂に入り、ビールを飲みながらブログを書く。
26:30 就寝
これを週6日。自分の時間なんて1秒も無い(ある意味全部が自分の時間だとも言えるが)。皿洗いも、ゴミ捨ても、グリストラップも、全部自分でやらなければ誰もやってくれない。華やかそうに見えるその影で膨大な量の地味な作業がある。喜びも苦労も比較にならないほど感じられて、やりがいの固まりのような日々。
僕が昨年8月まで料理長をしていたD&DEPARTMENT DININGの様子がちょっとおかしい。昨夜、寝る前に読んだD&D代表のナガオカさんのブログにはっきりと書かれている。詳しい事情は分からないけど、やっぱり気になる。
料理長という立場から、結構たくさん面接をする機会があった。僕はその場で必ず「将来的にはどうしたいと思っていますか?」という質問を投げかけるようにしていた。返って来る答えはほぼ100%
「いずれ独立して店を持ちたいと思っているんです」
だが組織に入り、その一員になると決まってこういうのだ。
「いや、店長が・・・」「ディレクターが・・・」
それは確かにあるし、分からなくはない。
でも本気でいつか独立したいと思っているのなら、誰かのせいにする前にぶっちぎってやっちゃえばいいじゃん!
僕も、大阪店で料理長をしてきたこまつやのシンちゃんも(確かに不平不満がゼロだったわけではないけど)ギリギリのところでやってきた。そして、そんな姿はきっと誰かが見ていてくれているはずだ。現にフジオは水戸へ、パティは長野へわざわざ引っ越して来てくれている。どんなに辛くても大切なのは「それでも笑えるか?」ってこと。笑えないんなら、独立なんてとっとと諦めて他の仕事をしたほうがいい。
当時の苦労が今の僕を支えてくれている。
今がんばることは絶対に無駄じゃないんだよ。