ここ何回かの僕のブログで取り上げたいわゆる「水戸北口問題」について沢山の方からメールをいただきました。肯定、否定の違いはあれど、どの方のメールも僕たちを応援してくださる思いにあふれていました。
その中でも多かったのが
「もう少し冷静に、ゆっくり物事を進めてみてはいかがですか?」
というご意見でした。
確かに「水戸駅北口は終わった」なんて冷静さを欠き常軌を逸した発言だと思います。でもあえてそれを言っておきたかったのには当然ながら理由があります。
昨年の秋、blackbird開店のために¥1,200万の借金をしました。¥300万を国民生活金融公庫から。残りを僕とアキの両親から。わずかに用意した自己資金は生活費と引っ越しその他ですぐに消えてしまいました。17坪の店の開店費用金額として、多いか少ないかの判断は皆様それぞれにお任せします。とにかく、両親が何年もかけて働いてためた大切なお金で僕は自分の好きなことを仕事にすることができたわけですから、僕には必死で働いて借金を返すしか道はなくなったのです。
「いつか売上が上がればいいや」
「それまではじっくりやろう」
そんな風に構えている余裕なんてありませんでした。
だから僕らはオープンと同時に一気にスタートし、半年かけてなんとかここまでこぎつけました。
そして皮肉なことにその余裕のなさが、blackbirdに他店にはない輝きをもたらしてくれています。僕らはどうすれば足を運んでいただけるか、満足していただけるかを日々必死で考え、実行に移すしかなかったのです。
北口に漂うあきらめムード
時代の流れだからさ
どの街もそうだからさ
景気が悪くてさ
車社会だからさ
水戸の人はショートパスタなんて食べないよ
メニューに水なんて載せても出ないよ
朝営業?冗談でしょ?
通し営業?いつ休憩するの?
市場に買い付け?配達してもらえばいいじゃん
パスタだけ?米は?
冷凍庫がない?ふざけてんの?
そして、
水戸近郊出身で、水戸に失望し「結局水戸なんて」と思いながら東京で暮らしている方へ、僕がこうして馬鹿みたいに叫ぶことで、そんな方がもう一度水戸を見つめ直すきっかけになってくれればいいとも思っています。「リアルな水戸の姿」は常にこのブログの中にあり、僕らは常に成功も失敗もなんでも公開していくつもりですから。
結局5月も売上目標達成。ゴールデンウィーク後、厳しい日々がつづいたけど、地道に(本当に地道に!)日々がんばってきた成果だと思う。でもこれ以上集客するために、これまでと同じやり方は通用しない気がする。さてどうしたものか・・・。