6月23日(火)

本日の仕入れ

  • 岩ガキ(生)
  • 活ズワイガニ(ボイル。レモンとオリーブオイルで)
  • かつお(カルパッチョ)
  • 活アワビ(パスタ)
  • 白バイ(貝。ペペロンチーノ)
  • ムール貝(白ワイン蒸し、パスタ)
  • ホタテ(パスタ、フリット)
  • イサキ(香草焼き)

明日は休市日のため二日分の仕入れですが、それぞれ量はそんなにありません。

昨日のロブスターがまだ少しだけ残っています。今日はパスタにします。よかったらどうぞ。

〈今日のイタリア語〉
nordico 北欧の、北欧人、北部人

昨日の話題に関連して。
H&M(34カ国に1800店舗)→スウェーデン
IKEA(24の国と地域に進出、12万8千人の従業員)→スウェーデン
NOKIA(世界の携帯シェア4割)→ノルウェー
NOKIAは残念ながら日本からは撤退しましたが(私はまだ使っているけどね)、
世界の”衣”と”住”はもはやnordicoに支配されていますね。

せめて”食”くらいは日本人の心を忘れずにいたい、とかイタリアンの店をやっているくせに思ったりします。

そして茨城県民としては見逃せないニュースが。IKEAに引き続き、H&Mが新三郷にできるそうです。今年の秋って話なのでもうすぐですね。うれしいような怖いような。
確かにIKEAなんかは行ったらわくわくして楽しいし安いしデザインもいいしいいんだけど、H&Mだってうまく使えばすごい便利だけど、でもでも、世界中が”せーの”で同じになってくのはやっぱりつまんない。選択肢の一つとしてあるんなら大歓迎だけど、あんな怪獣がやってきたら小さい店はどうなる?まわりの街はどうなる?と、春樹でお休み中のシェフに代わってちょっと吠えてみたりして。

19時、電話が鳴る
「シラトリですけど、ロブスターってまだある?」

19時半、電話が鳴る。
「クツナです。水ダコとウニとムール貝取っといて下さい」

まいどあり!
雨の月曜なのに絶対買いすぎた!って内心ヒヤヒヤだったけど、昼も夜も店は大盛況。助かった・・・。

1Q84、もう少しで終わるのにそっからがなかなか進まない・・・。
日常のブログも書きたいし、投票結果も早く発表したいのに。

なーんでこんなに時間がないんだろ!

6月22日(月)

本日の仕入れ

  • 岩ガキ(生)
  • 釜揚げしらす(オムレツ、パスタ)
  • 水ダコ(生です。カルパッチョ)
  • ウニ(パスタ)
  • アジ(パスタ)
  • タチウオ(グリル)
  • ムール貝(白ワイン蒸し、パスタ)
  • アサリ(パスタ)
  • ロブスター(オーストラリアからの空輸。まだ生きています。2匹だけ入っています。おそらくカルパッチョになるかと思われます。ご興味がある方は、お取り置きいたしますのでご連絡ください。こちらはシェフの勉強のために仕入れた感がありますので、あまり高くない価格でお出しします。とのこと。)

〈今日のイタリア語〉

globalizzazione グローバリゼーション、世界化、地球規模化

友だちの結婚式二次会のため、東京に行ってきました。会場が表参道だったので、歩いてブラブラ、久しぶりの原宿〜表参道散策を楽しませていただきました(留守番のシェフよ、ありがとう)。まずは腹ごしらえ。食に関して失敗するの

アジアの街角

は避けたいので、記憶をたどって前によく行っていたお店へ。チャオ!バンブーというアジア料理屋さんです。マレーシアやインドネシアでよく食べられているという麺とシンハーを注文しました。これだけで1580円もするなんて、原宿は物価が高いなぁ。吉祥寺とは違うなぁ。

さて、食欲が満たされたら次は物欲!とばかりに、行ってみましたよ、topshop、H&M、forever21のはしご。まぁ普段からトレンドを意識!流行最先端!な服装をしているような人間ではないので、半分は社会科見学です。

上記の順番で回りました。上記の順番で価格が下がっていきます。で、上記の順番でお客が増えていきました。

forever21なんかはもう、水戸に来てからしばらくお目にかかっていない数(というより”量”)の人、人、人。みんながこぞってトレンドの服を消費、消費、消費。半年後にその服はゴミ、ゴミ、ゴミ…?

元はtopshopがイギリスで、H&Mがスウェーデンで、forever21がアメリカ…なんて、グローバリゼーションの観点から見ればどうでもいいことなんでしょう。そしてショッピングに来ている女の子たちにとってもどうでもいいことなんでしょう。

ま、私も買いましたけどね。超かわいいタンクトップを超お安く!グローバリゼーションの恩恵にしっかりあずかりましたとさ。

読者が選ぶブログトップ10!
集計が終了しました。
結果は順次発表していきます。

24名の方からメールを頂きました。
投票いただいた皆さん、ありがとうございました。
プレゼントのステッカー、当選者には数日中に直接メールが行きます。
お楽しみに!

二三日前、シラトリさんに一冊の本を頂く。

「百聞は一見をしのぐ!?
 〜視覚に障害がある人との言葉による美術鑑賞ハンドブック〜」

この本の中にシラトリさんも文章を寄せていて、その全文はこちら

シラトリさんは「ミュージアムアクセスグループ MAR(Museum Approach and Releasing)」の中心メンバーで、視覚障害者の美術鑑賞の第一人者としても活躍している。この本の中でシラトリさんは視覚障害者(シラトリさん的に言えば盲人)の美術鑑賞の本質についてこう語っている。

「作品を目の前にして、僕は何かを感じたいのです。知識やデータではない、もっと情緒的なものを含んだ、知的な感情を感じたいのです。(一部抜粋)」

知識やデータではない、もっと情緒的なものを含んだ、知的な感情を感じたい・・・かぁ。いい言葉だなぁ。それって、店を通じて僕が表現したいことと全く一緒なんだよな。飲食業というマニュアル化された狭い世界(知識やデータ)ではなく、僕や働いてくれているスタッフ個人個人とお客さんの繋がりから生まれるマジックが一番面白い。僕がこのブログで(書かれた人の迷惑も顧みず)個人名を出しまくっているのは
「その人のおもしろさ=店の面白さ」
だと信じて疑わないからだ。

そして料理(フジオやタグチの場合コーヒー)の技術や知識なんてその面白さを表現するためのひとつの道具でしかない。そんなものは使いこなせて当然のことなのだ。きっとシラトリさんだって同じことを言うはずだ。マッサージは目的ではなく手段なんだと。

フジオです。

6月20日(土)
ちびまる子ちゃんのおとうさん、ひろしと
ライオネル・リッチーの誕生日です。

朝から冷蔵庫の入れ替えやワインの入れ替えなどでバタバタ
ランチもそこそこに賑わう、休日はランチピークが少し押すので
13時半ぐらいでもワイワイと。
常連のお姉さんにステキなメッセージカードを頂く
これで通算3枚目かな、ちゃんとコレクションしてますよ。

カフェタイムはさっぱり入らない、知ってか知らずか水戸市民。
もう一回言わせて下さい。

14時〜18時もやってますよ!!!

お茶だけね…

お店としては順調だが、あぐらをかける程では無いので
朝営業とカフェタイム、ここを頑張って行きたい。

夜はそこそこ、常連の方が目立つ。
珍しい時間によっちゃん登場
どうしても1時間だけ行かせてくれと頼み込んでから
わざわざ、来てくれたみたいだ、手土産までぶら下げて。
お店も落ち着いてたのでボクは早めに勤務終了
よっちゃんがビールを奢ってくれた、ごちそうさまです。

まかないにカニのトマトソースパスタを食べた
スタッフが言うのもなんだけど、メッチャ美味い、
味皇のじいさんもビックリ。

シェフのパスタは毎日と言っていいほど食べているが
飽きないんだよなーまた食べたいと思わせる、何かがあるみたいだ
しかもそのカニを用意してくれる
魚屋さんを目の前にして食べるんだから、そりゃ美味いわ。
一人で三皿食べる人の気持ちがよくわかりました。

今週もおつかれさま。
フジオでした。

説明不要のその26。
『FRANZ FERDINAND』土曜日ヘッドライナーです!

6月20日(土)

本日の仕入れ

  • アイナメ(カルパッチョ)
  • アサリ(パスタ)
  • ムール貝(白ワイン蒸し、パスタ)
  • ソゲ(フリット、パスタ)
  • ホタテ(パスタ)

昨日の岩ガキ、ホッキ貝、水ダコが少しずつですがまだあります。まだまだ鮮度は落ちていませんよ。

trattoria blackbirdは水戸公設市場内『吉河』さんの全面協力のもと、地元の魚介を中心に、日本全国から集めた「その時期いちばん安くて美味しい=旬」の食材を使い、《水戸発》の新しい食文化を提案していきます。

〈今日のイタリア語〉
uomo 人間、男

40代の、阿部寛になりたい男性をターゲットにした雑誌でこんなのありますね。でも今日は”男”ではなく”人間”のほうで。

diritti fondamentali dell’uomoで基本的人権。今日はそんなお固い話題?と読むのを止めないでくださいな。「一杯のコーヒーを飲むのは、どんな人にも平等に与えられた基本的人権である」という話です。

以前、シェフもちらりと触れていたような気がしますが、『バール、コーヒー、イタリア人』島村奈津著(光文社新書)がおもしろいのです。タグチに貸していたのが昨日戻ってきて、パラパラとめくっていたら上記のフレーズが目に飛び込んできました。

イタリアでは、エスプレッソ一杯がどこでもだいたい1ユーロしないくらい。この値段が暮らしのバロメーターになっているのだそうです。日本でも東京なんかではよく見かける雑誌を売るホームレス。まだ買ったことはないので一冊いくらで売っているのか知りませんが、イタリアではお代は「コーヒー一杯分でいいですよ」。

島村氏曰く「一杯のコーヒーが高くないということは、人間らしい暮らしを保証する社会の基準であり、イタリアの地方自治体はなかなかやるじゃないか」と。

てことは?日本の地方自治体(=水戸)もなかなかやるじゃないか、と言わせる日もそう遠くないかもしれないですね。

6月19日(金)
太宰治の誕生日&遺体の見つかった日です、桜桃忌。

フジオです。
突然ですが漫画家つげ義春が好きです。
日常や夢、旅をテーマにする方ですが、特に夢をテーマにした作品は逸品。
ベタですが『ねじ式』が特に好きです、映画にもなりましたねー。
どんなストーリーかというと…

海岸でメメクラゲに左腕を噛まれ静脈を切断された主人公の少年が、死の恐怖に苛まれながら医者を求めて漁村らしき奇怪な町を放浪し、不条理な目に遇いながらも、ついには必要とした女医(産婦人科医)に出会い「シリツ」(手術)を受けることができ、事なきを得るという話である。

どシュールです、まあ本人が見た夢をそのまま描いたら、どシュールだな。
あまりにも内容がチンプンカンプンなので
フロイトの精神分析まで行われたそうです、あこがれるなー。
そんな『ねじ式』読んだらグラグラが治りました、一家に一冊、ゼヒ。

フジオでした。

フジロックでも予習をしよう、開催まで続けるつもりです、その25。
『BASEMENT JAXX』ダー!!
日曜日グリーンステージ、大トリ後のクロージングで
体力残しておくよー。

「和食の職人さんは、こうするんですよ」
「寿司やの親方なんかはこうしますね」

よっちゃんは魚や貝のさばき方を教えてくれる時によくこの表現を使う。

さて、どう調理しよう。
起きたばかりで眠い頭を無理矢理回転させて考える。

頭にイメージが浮かんだら買ってみる。
だめだったらもっと質問する。
「茹でたらどうなりますか?」
「生だとナマ臭いですかね?」
「内蔵は外した方がいいんですか?」
「カラッと揚げれば骨も全部食べられます?」

夕方、バンコに来ていたよっちゃんにまたいろいろ聞きながら調理。結局ホッキ貝も水ダコもさっと湯がくことに。そうすることで表面のぬめりが取れ、ホッキ貝は甘みが増し、水ダコは食感がぐっとよくなる。

実際カルパッチョにするとホッキ貝は凄い甘み。鮮度が違うのだ。あまりの美味しさに厨房の中で小躍りする(「小躍りしたくなる」ではない。実際に踊り舞う)。水ダコは茹でたのにまだ生きていて(本当に!)、切ろうとする手に吸盤が吸い付いてくる。美味い。本当に美味い。

ラストオーダー間際、シモムラセンセイご来店。
以下センセイが食べたもの。
•ホッキ貝のカルパッチョ
•水ダコのカルパッチョ
•コチのカルパッチョ
•岩ガキ2個
•ホッキ貝とオクラのペペロンチーノ
(自画自賛ばかりで申し訳ないけど、これは絶品!ホッキ貝を茹で上がったパスタと同時に鍋に入れてレアで仕上げるから食感も抜群。体験したことのないような甘みが口の中に。オクラのとろみもパスタとよく絡む!)
•パンチェッタのカルボナーラ

•白ワイン2杯
•赤ワイン1杯

•エスプレッソ(昨日のギャラ)
•カプチーノ

ひとりでこの量をペロリ。
カルパッチョ3皿。
キアイダー100連発に匹敵する驚き!

カルパッチョダー!
カルパッチョダー!!
カルパッチョダー!!!

そんな人が毎日来るんだもの。
(毎日食事するわけではないにしろ)
よっちゃんくらい強力な味方がいないと太刀打ちできないっすよ!

6月19日(金)

本日の仕入れ

  • 生ホッキ貝(まだ生きてます。カルパッチョ、パスタ、フリット)
  • 生タコ(こちらもまだ生きてます。カルパッチョ)
  • 岩ガキ(小ぶりだけど大量入荷。生で。)
  • 平ガニ(フリット)
  • ムール貝(パスタ、白ワイン蒸し)
  • イワシ(フリット、パスタ)
  • アジ(マリネ)
  • コチ(カルパッチョ)

なかなかの寿司やっぷりですね。

さて、「読者が選ぶ、blackbirdブログ トップ10!!!」へご投票いただいた皆様、ありがとうございました!

常連さん、水戸近郊だけどまだblackbirdには来たことがない方、そして広島、静岡、長野、山形…と遠方からも。
こんなにたくさんの人がいつもブログを読んでくれているんですね。うれしいです。

今日は、今日のイタリア語をお休みして、私も3つ挙げてみたいと思います。

  • 【0515食材速報】”atopica”の回。常連のみなさまから、あったかい励ましをたくさんもらって、すごくうれしくて泣きそうになってしまいました。初めての土地に来て、友だちもいなくて、少なからず不安もあったけれど、この日、「大丈夫!」と思えましたね。
  • 【それでも笑えるか?】【ボクは毎日笑ってます】この二つはセットですね。なんか照れてうまく言えないので多くは語りませんが、このコール&レスポンスはじーんときました。
  • 【6日目 Siracusa-Solicchiata】やっぱりこれは外せませんね。って自分の失態から生まれた物語なんだけども。妻としては手前味噌になりますが、あの旅行記は名作です。

トップ10の発表は、シェフのコメント付きでお送りします!乞うご期待。(なのでちょっと時間がかかるかも。気長におつきあいください。)

そしてお楽しみのステッカー当選発表ですが、当たった方にはメールをお送りします!