今朝アップされたフジオのブログ、「?」だった方も多いのでは?
原因はこれ。
昨日、ランチ後にフジオが
「食べログに悪く書かれてる」
と言ってきた。
「ふ〜ん」
どうやら投稿した方は先週の土曜日にいらしたお客さまらしい。
本題に入る前にまず前提から。
僕は、この手のグルメブログというのを普段全くチェックしない。というより、自分が抱えている仕事で精一杯でそんな時間はない。
それでは一つずつ疑問にお答えしていきましょう。
疑問1「なぜコースに予約が必要なのか?」
回答。
飛び込みでコースが入っても、きちんとした前菜をお出しするのにどれくらい時間がかかってしまうか分からないから。店が落ち着いていて、食材に余裕がある時はご予約無しでもお受けする場合がありますが、その日は土曜日のピーク。申し訳ありません。
疑問2「セットメニューは2人とも同じものでなくてはならないか?」
回答。
そもそもこのセットメニューは
「とにかくブラックバードの代表的なメニューをスピーディーに、リーズナブルに一つの流れとして楽しんでいただきたい」
との目的で作られているのです。
「前菜、パン、パスタ2種、ドルチェ3種盛り、カフェで¥2800。
選択肢は狭くなってしまいますが、それでもよかったらどうぞ」
と。でなければ、少々お時間をいただくかもしれませんが、アラカルトをお選びください。
疑問3「パスタ2種。(中略)パスタ1種をそれぞれが選んだことと同じになりませんか?」
回答。
本当におっしゃる通りです。そしてそれがなぜかと言われれば、お二人で4種類のパスタをご注文されると、一人で調理している都合上、全てのパスタをお出しするのにもの凄くお時間をいただいてしまいます。それ以下は疑問2の回答と同じです。
疑問4「ムール貝のトマトソース。アラビアータ寄りで、ちょっと辛かった。(苦手なのです。)パスタ2.ジェノベーゼ。 ジャガイモが入っていましたが、個人的にはもっとシンプルに頂きたかったです」
回答。
この辺は個人的な嗜好も絡んできますのでとても難しいのです。
他のお店のレヴューもたくさん書いてらっしゃるし、「ジェノベーゼをシンプルに」とまで言えるくらい食に通じているのなら、「辛いものが苦手なので・・・」「ジェノベーゼには何か具は入っていますか?もし入っているのならシンプルに食べたいのでなしにしてもらうことは出来ますか?」と聞いていただけると有り難かったです。
フジオも書いていましたが、ウチの店ではお年寄りと子どもには「辛いものは大丈夫ですか?胡椒をお挽きしてもよろしいですか?」と確認するようにしていますが、大人の方にはお伺いしていません。
疑問5「それが苦手な私たちは、紅茶を頂きました。ハーブティが好みに私には、ちょっと渋すぎました。(>_<)」
回答。
紅茶が渋すぎたのでしょうか?それとも、渋いもの、苦いものが苦手だったのでしょうか?もしそうなら「ハーブティーに変えることは出来ますか?」と一言おっしゃっていただけると有り難かったというのが率直な感想です。紅茶そのものが渋かったのなら済みませんでした。
疑問6「他のお客様の話をされていたのが耳に入ってしまったから」
回答。
これは、僕とシラトリさんの会話のことですね。
その日、丁度同じ時間にシラトリさんがお一人でいらしていて、調理が落ち着いた僕といろいろな会話をしていました。
僕「今日よっちゃんが、ふぐの免許取りませんか?って言ってきたんですよ。相変わらず無茶苦茶じゃないっすか?」
僕「京都のツカサくんからメール来てましたよ。マラソンの日にちが決まったら教えてくれって。彼本気で来るらしいっすよ、京都から。マラソンしに。まったく何を考えてるんですかね(笑)」
確かに、ブログ読者以外の第3者が聞いたら悪く聞こえるかもしれませんね。
結論的なことを書かせてもらえば、僕らの気遣い一つである程度は回避出来た問題だった。
そしてディスコミュニケーションというのは何よりも危険なことだということも。
僕は、このブログを通じて何度か批判的な文章を書きました。
自分が感じたわだかまりや憤りを出来るだけ真っすぐに伝え、それによって何かを変えていきたいという思いからです。そして全ての前提として「批判される側に対する愛情」を欠かさないように最大限の配慮をしてきました。批判のための批判や、単なる言いっぱなしにはならないように。嫌な思いをされた方も少なくないことはあえて承知で、誰かを傷つけ自らも傷つきながら前進していこう。何が正しいのかなんてさっぱりわからないまま、その中で自分達の感性と技術をフルに使って少しでもより良くしていこうと。もしその言葉に説得力がなければブログ読者の数は減っていくだろうし、その全責任を引き受けた上での発言です。
そんな僕らにとって、本質的なご意見/ご指摘を下さったり、カラをぶち壊してくれるような批判は逆にどれほど助けになることか(これまでも何度かそういうご意見をメールでいただきました)。
ネットが普及している現代において、こういった問題は避けて通れないのも事実。
でも僕はこれからも基本的には匿名での投稿サイトを気にすることはないでしょう。
じゃあ何故こんなにムキになって書いたか?
理由は簡単。
フジオが凄く悔しそうだったから。