朝から雨。鶴岡滞在3日目。
今日も朝から目が覚めてしまう。窓からもれる明かりで店の図面をぼーっと眺める。
今日は待ちに待ったアルケッチャーノでランチだ。3年前、ブルータスのイタリアン特集のトップ記事でアルケッチャーノの存在を知ってから、毎年夏の鶴岡滞在に合わせて予約をお願いしているのだ。僕が田舎で店をやろうと思ったきっかけになった店(ちなみにもう一つは那須のshozo)。地産地消の先駆けとなり、未だに毎日予約で一杯のレストラン。
以下、シェフお任せのランチコース。

ブリのシンプルなカルパッチョ。
塩(日本海の海水から作られた)、レモン汁、エクストラバージンオイル、セロリ、イタリアンパセリ。名前の通りのシンプルさ。 「ちょっと薄いかな」というぎりぎりの塩加減だが、その分ブリの味がしっかり感じられる。 旨い。

自家製ヤギのリコッタチーズ、ミディトマトの冷製パスタ
リコッタチーズはふんわりして口の中でとろけるんだけど、しっかりとコクがあり、下にまとわりつくような感じ。湯剥きしたミディトマトは甘いだけでなく程よい酸味でフレッシュそのもの。皿はキンキンに冷えていて、周りにパウダー状にした塩がかかってる。薄いと感じたらその塩を軽くぬぐって食べればいいってわけか。 旨い。

赤海老のリゾット
庄内米の「はえぬき」のリゾット。海老のブロードで炊いてある米は、オーブン(バーナーかも)で焼き目がついており、香ばしい香りで思わずよだれが・・・。ほんのり火を入れた赤海老はやわらかく海老好きの僕には絶句の旨さ。頭の中の味噌までしっかりいただきました。

生ハムと庄内産フレッシュマッシュルームのクリームパスタ
これでもか!とばかりに乗ったマッシュルームは切り立てで、パスタの湯気に乗っていい香り。ペースト状にしたマッシュルームを生クリームで伸ばしたソースはそれだけでもおいしいのに、しゃきしゃきのマッシュルームと庄内豚の生ハムが乗ってもう最高!言葉がないっす。旨い。

ノドグロのアクアパッツァ
シンプルな皿。鯛に似た身を持つノドグロを一匹丸ごと使った皿。アサリ、オリーブ、ケーパー、セミドライトマト、イタリアンパセリ、水のみかな。あっさりしてるけど、スープはうまみたっぷり!

庄内牛のグリル バルサミコソース
しっかり焦げ目をつけて焼いた庄内牛に煮詰めただけのバルサミコ酢、スライスしたガーリック、ルッコラの相変わらずシンプルな皿。なのになんでこんなにおいしいんだろう。素材のせいもあるけど、塩だな。いい素材といい塩。それだけあればもう十分という潔さ。おいしいな。
というわけで、食べ終わるまでに2時間半!デザートの盛り合わせもあったけど、がっついて写真撮りわすれた(笑)本当になんてレベルが高いんだろう。そして嫌味なく自然に「~さんちのトマト」とか言えるのも本当の意味で地元に密着しているからだろうな。今回も完敗です!blackbirdもがんばっておいしい素敵な店にしよう。
店から出ると駐車場は満車。福島ナンバーの観光バス!まで来てる。
すごいな。